CW がメインなんですけど。
本当に気まぐれで RTTY でも電波を出しています。
わたしのメイン無線機は FT-950。
で、この無線機には(最近の無線機は全部かな)最初から FSK モードが付いていて。
なんか、これ使わないのが勿体なくて・・・
ただの貧乏根性から RTTY をやってみた、これがホンネのところです。
ということで、あと必要なのがパソコンとムセンキ(FT-950)を繋ぐインターフェースだけで、早速、アダプタを作ってみました。
■ ■
振り返ると、わたしが開局した 30 数年前にも RTTY で遊んでいたんですよねぇ~。
PC-8001 という NEC のパーソナルコンピュータを使っていました。
当時の PC はとっても高価で、確か中古の PC-8001 を入手したはずで。
それを RTTY で使えるように改造して、デモジも作って、そして BASIC でプログラムなんかも作りました。
(新品の PC-8001 は確か 16 万円だったはず。た、高かった。)
パソコンの画面に文字を表示させるだけでも、なかなかやっかいだったなぁ。
デモジに付いてる2つの LED が交互に点滅するように凝視しながら無線機のダイヤルを微妙に調整してね。
文字が乱れながらも、なんとか ”CQ” が復調できた時は本当に嬉しかったなぁ。
私の貧弱な装備と腕で「1局交信するのがやっとだった・・・」、そんな時代です。
でも、今より楽しかったな~。
夢中になっていた時間は今より遥かに長かった。
あの頃は手間も暇もシコタマかけて・・・ホント、苦労しながら遊んだからね。
今は最初から無線機に FSK が装備されてて。
こんな恵まれた環境だとなんの苦労もないから、それこそあっという間に RTTY の電波がデコードできちゃう。
簡単にオンエアできることは幸せなんだけど・・・
これじゃ有り難みも半減で、飽きも早いよね。。。
という昔話は置いといて、ちなみに、今のわたしの RTTY 環境は、
Logger32(MMTTY Engine)+ 自作インターフェース
になります。
作ったインタフェースはこれです。
パソコンと FT-950 の接続は、FT232RL を使ってフォトカプラ経由の簡単接続です。
さらに他のデジタルモードでも使えるように絶縁用のトランスを経由して、AF 信号が入出力できるようにしました。
FT-950 RTTY/PKT DIN6
Interface | FT-950 (RTTY/PKT) |
---|---|
1 赤 (MOD) | 1 DATA IN |
2 アース (GND) | 2 GND |
3 白 (FSK) | 4 FSK IN |
4 黒 (PTT) | 3 DATA PTT |
5 緑 (AF) | 5 DATA OUT |
FT232RL って、なかなか便利なモジュールですね。
ハムの世界では各種インタフェースの制御に RS-232C を多用するので、そんな時にこのモジュールは本当に重宝します。