今日はまともなアンテナ(V型アンテナ)でSDRです。
いつもはベランダに張ったビニル線アンテナなので受信入力が弱くて思い通りに実験ができませんが、今東京に帰省中でもあり、新潟ではできない気になることを実験しています。
やはりアンテナがまともだと受信入力も大きく、多くの信号をまとめて取り込めます。
スペクトラムも良い感じです。
7.015MHz ですが、帯域が広がっているのが分かります。
SDR は簡易スペアナとしても使えます。
設定によっては基本波や IMD のレベルまで測定できそうです。
「SDRSharp」も使ってみました。
このソフトは広帯域録音機能があるので、7メガの CW バンドの全てを録音保存することができます。
私の設備ですが「RTL-SDR + HF コンバータ」を使ってます。
電源投入直後は多少周波数変動がありますが、しばらくすると安定します。
さて、裸のままもよろしくないのでケースに入れることに・・・。
手元にタカチの YM-150 があったので、このケースに収まるように配置決めです。
チューナーや USB ハブなどの必要なパーツが全て収まることが確認できたので、ケースに穴あけ作業です。
USB の接続をどうするか迷いましたが、結局、USB の頭だけが出るように長方形の穴をあけました。
チューナー本体はバンド固定具と結束バンドを使って固定しました。
HF コンバータの電源で使う USB ケーブルは 100円ショップで購入しました。
USB ハブは秋葉原で 200円でした。
BNC コネクタを取り付け、SMA 端子と接続して終了です。
こんな感じになりました。
パソコンへ接続する USB ケーブルは延長用ケーブルです。
裸のままだと準備するのが面倒で、結局のところ聞きたい時にすぐ聞くことができないので、やはりケースに入れるのは良いことです。
これで、いつでも受信できるようになりました。Hi
そして今度 SDR サーバの実験もしてみたいと思います。
東京の自宅に SDR を設置してサーバにすれば、
まともな受信入力の IQ 信号をここ新潟のパソコンに取り込めるようになるので、
今よりもっと SDR を楽しめるようになると思います。
スマートフォンを使えば何処からでも 7メガが受信できるし、
これは試してみる価値は十分にありそうです。
それで、今どうして SDR なのかというと。
「7メガの CW バンドを丸ごと録音保存しておきたいから」で、
いずれ消えゆくであろう「クセの強い和文」を後世に残しておきたい・・・
ただそれだけが理由なのです。。。