RTL-SDR で SDRUno が使えるようにしたので、そのメモです。
SDRUno の詳細は下のリンクをご覧いただくとして、
ここでは私が設定した手順、ポイントだけを簡単に紹介しておきます。
ちなみに、この SDRUno は SDRplay 専用 の SDR アプリ として公開されているものです。
私が使用している RTL-SDR の構成
わたしが使っている各機器については2年前から何も変化はありません。
今でも「RTL-SDR + HF コンバータ」の構成で短波受信を楽しんでおります。
過去記事のリンクを貼っておきます。
RTL-SDR ドライバの確認
RTL-SDR ドングルを他の SDR ソフトウェアで使っている場合は、
そのまま SDRUno をインストールして設定するだけです。
新しく RTL-SDR を買ってきた方は、
絶対に ワンセグチューナ用のドライバは入れないようにして下さい。
(チューナのドライバをインストールする画面が出たらキャンセルします。)
必ず Zadig を使って RTL2832U 用のドライバをインストールして下さい。
SDRUno ダウンロード
ここから、SDRUno ソフトをダウンローします。
まぁここは、普通にインストールします。
ExtIO インタフェースのダウンロードと配置
ExtIO_RTL2832.DLL をダウンロードしてドキュメントフォルダに配置します。
わたしは HDSDR の DLL を落として使いました。
赤枠で囲んだ DLL(ExtIO_RTL2832.dll)をダウンロードします。
公式のウェブサイトの情報によると、
DLL の 配置方法に現時点バグがあるようでその配置方法に注意が必要です。
(将来のアップデートで修正するとのこと)
”ExtIO_RTL2832.dll” はキュメントフォルダに配置します。
ここ、ポイントです。
ExtIO_RTL2832 が正しく読み込まれないと、ここの設定画面が「Not・・・」になってしまいます。
こんな画面になっていれば OK ということです。
SDRUno の設定
プログラムを起動すると、まずこの画面が表示されます。
大まかな設定は、このウェブにある画像のとおりとなります。
※ この画像は、rtl-sdr.com のものをそのまま使わせてもらいました。
ExtIO_RTL2832 の設定画面(右側二つの画面)は、
メイン画面(一番左側)がアクティブの時に「H」キーでも読みだせます。
ここでの一番のポイントは、
ExtIO_RTL2832 設定画面の Sample Rate を 1000000 を超えないように設定することです。
わたしは 0.95 Msps に設定しました。(0.96 でも OK です)
Sample Rate を 1.0 Msps を超えたままで起動すると、
このようなナグスクリーンが表示され正常に動作しないので注意して下さい。
この ExtIO_RTL2832 設定ですが、
現バージョンでは起動するたび毎回設定する必要があります。
設定の最後になりますが、
HF コンバータのオフセット周波数(-100 MHz)を設定します。
画面のように、100000000 と入力して、
「OFFS1」と「INV」ボタンをクリックして選択した状態にします。
ここまで設定したら、あとは Start ボタンで受信を楽しむだけです。
取りあえず、画面全部を表示させてみました。
ラジオとして使うだけなら「RX」画面だけを出しておくだけで必要十分だと思います。
ベランダに張っているビニル線アンテナで北京放送を受信してみましたが、
アンテナがショボいせいもあって、「まぁこんなもんでしょう」って感じです。Hi
と、これは SDRUno を立ち上げ周波数を合わせただけの、何も調整してない状態での感想なので・・・
悪しからず。。。
ということで、久々の SDR ネタでした。