
アプリ概要
「ICOM CI-V Controller」は、ICOM 製無線機(IC-7300/IC-9700)の CI-V(CAT 制御)を iPhone や Android スマートフォンから無線で遠隔コントロールするためのアプリケーションです。専用 BLE アダプタを介して Bluetooth Low Energy
接続により、シンプルで直感的な操作インターフェースを提供します。

重要なお知らせ
本アプリの使用には、無線機の CI-V 端子に接続する専用 BLE アダプタが必須です。
アプリ単体では動作しません。BLE アダプタの入手方法については、開発者のウェブサイトをご覧ください。
開発者ウェブサイト: https://www.jh1lhv.tokyo/

対応無線機と接続方法
IC-9700
- 接続端子: DATA ジャック(2.5mm ステレオミニジャック)
- CI-Vボーレート: 9600
- CI-Vアドレス: A2h
IC-7300
- 接続端子: REMOTE ジャック(3.5mm ステレオミニジャック)
- CI-Vボーレート: 9600
- CI-Vアドレス: 94h
無線機側の設定は、メニューの「外部端子」から CI-V アドレス等を適切に設定してください。
BLEアダプタの仕様
専用 BLE アダプタは、以下の特徴を持つコンパクトな設計です。
- サイズ: 約3cm × 5cm × 2.5cm
- マイコン: Seeed Studio XIAO ESP32C3(技適認証済み)
- 通信方式: BLE(Bluetooth Low Energy)
- 電源: 充電式リチウムイオン電池(250mAh)内蔵
- 充電方式: USB Type-C 充電対応
アダプタは無線機の種類(IC-9700用/IC-7300用)に応じて、それぞれ専用の接続ジャックに対応しています。
現在は IC-9700 と IC-7300 に対応していますが、CI-V コマンド体系が共通の他の ICOM 機種でも動作する可能性があります。
BLE アダプタの電源管理と仕様について
本アダプタで使用しているマイコンおよび電源周りの仕様は以下の通りです。
1. 電源の ON/OFF
-
電源 ON: USB ポートによる外部電源(5V)又は内臓のリチウム電池で電源が入ります。
- 電源 OFF: 電源が遮断されます。
-
充電: スイッチが「OFF」の状態でも、USB 経由でのバッテリー充電は可能です。また、本体の USB ポートは電源入力としても機能します。
2. バッテリー駆動時の挙動と注意点
BLE アダプタでは 3.7V リチウムバッテリーを電源として使用しています。省電力化のため、以下の仕様としています。
-
LED: バッテリー駆動時は LED が点灯しません。
-
残量表示: リチウムイオン電池の無用な消費を抑えるため、ソフトウェアによるバッテリー残量の監視・確認は行っておりません。
3. 充電のお願い
バッテリー容量が低下すると、アプリ側でスキャンを行っても無線機の ID が表示されなくなります。その際はバッテリー切れの可能性がありますので、USB 接続による給電、またはリチウム電池の充電を行ってください。定期的な充電をお勧めいたします。
アプリの主な機能
基本機能(iPhone/Android 共通)
- PTT 制御
- ワンタッチでPTT ON/OFF
- 5分タイマー機能搭載(送信しっぱなし防止)
- 安全な運用をサポート
- 周波数表示
- 無線機の現在周波数をリアルタイム表示
- 接続状態の確認が一目瞭然
- CW メッセージ送出
- 最大8個のメッセージを登録可能
- 外部キーパッド感覚で簡単操作
- コンテスト運用やラグチューに最適
- キーイングスピード調整
- 運用中でも即座に調整可能
- 相手局のスピードに合わせて柔軟に対応
使い方
- アプリを起動し、「スキャン」ボタンをタップ
- 近くの BLE アダプタを自動検出
- リストから自分のアダプタ(IC9700-Controller または IC7300-Controller)を選択
- 接続完了 - すぐに無線機の制御が可能
シンプルで直感的なインターフェースにより、初めての方でもすぐに操作を開始できます。



画面の UI は iPhone/Android 共通です。
こんな運用シーンで活躍します
- SSB/FMでの長時間 QSO
PTT ボタンを押し続ける必要がないため、手が疲れません。5分タイマー機能があるので、送信しっぱなしの心配もありません。 - CW コンテスト
定型メッセージをワンタッチで送出できるため、スムーズなラバースタンプ交信が可能です。キーイングスピードも手元で即座に調整できます。 - 移動運用
ケーブル不要の BLE 接続なので、シャック内やテント内で自由に動きながら操作できます。 - リグコントロールの併用
RS-BA1 などのリモートソフトと同時使用する場合でも、DATA ジャックや REMOTE ジャックを活用するため、USB/LAN ポートを占有しません。
セキュリティとプライバシーポリシー
データの取り扱い
ICOM CI-V Controller アプリは、ユーザーのプライバシーを最優先に考えて設計されています。
収集される情報
本アプリは、以下の情報のみを取り扱います。
- BLE接続情報
- 専用 BLE アダプタとの通信のみ使用
- デバイス名(IC9700-Controller/IC7300-Controller)の識別
- 接続状態の管理
- 無線機制御データ
- CI-V コマンドの送受信
- 周波数情報の表示
- PTT 制御信号
- CW メッセージデータ
収集しない情報
本アプリは、以下の情報を一切収集しません。
- 個人を特定できる情報
- 位置情報
- 通信内容の記録
- 使用統計データ
- 解析データ
データの保存と送信
- ローカル保存のみ: すべてのデータ(CW メッセージ設定など)はユーザーのデバイス内にのみ保存されます
- 外部送信なし: いかなる情報もインターネット経由で外部サーバーに送信されることはありません
- 第三者との共有なし: ユーザーデータを第三者と共有することは一切ありません
Bluetooth接続のセキュリティ
- BLE(Bluetooth Low Energy)による短距離通信
- 専用アダプタとのペアリング接続
- 通信は無線機制御コマンドのみに限定
パーミッション(アクセス許可)
本アプリが要求するパーミッションは以下の通りです。
iOS版
- Bluetooth: BLEアダプタとの通信に必要
Android版
- Bluetooth: BLEアダプタとの通信に必要
- 位置情報(Android 10以降): Bluetoothデバイスのスキャンに必要(Androidの仕様による)
- 注: 位置情報自体は取得・使用しません
データの削除
アプリをアンインストールすることで、デバイスに保存されたすべてのデータ(CW メッセージ設定など)が完全に削除されます。
セキュリティへの取り組み
- アプリは定期的にアップデートされ、セキュリティの向上が図られます
- 脆弱性が発見された場合は速やかに対応します
- ユーザーからのセキュリティに関する報告を歓迎します
サポートとお問い合わせ
技術サポート
開発者のブログでは、BLE アダプタの製作過程や技術的な詳細情報を公開しています。
開発者ブログ: https://www.jh1lhv.tokyo/archive/category/ICOM_CI-V_Controller
お問い合わせ
- アプリの不具合報告
- 機能改善の提案
- BLEアダプタの入手方法
これらについては、開発者ウェブサイトのお問い合わせフォームをご利用ください。
ウェブサイト: https://www.jh1lhv.tokyo/
開発者情報
- 開発者コールサイン: JH1LHV
- ウェブサイト: https://www.jh1lhv.tokyo/
プライバシーポリシーの更新
本プライバシーポリシーは、法令の変更やアプリの機能追加に応じて更新される場合があります。重要な変更がある場合は、アプリのアップデート情報でお知らせします。
最終更新日: 2025年12月
ライセンスと免責事項
本アプリおよび BLE アダプタは、アマチュア無線家による個人開発プロジェクトです。
- アマチュア無線局の免許を持つ方のみご使用ください
- 電波法その他関連法規を遵守してご使用ください
- 本アプリの使用により生じた損害について、開発者は一切の責任を負いません
- BLE アダプタは技術適合証明済みの部品を使用していますが、自作品であることをご理解の上ご使用ください
ICOM CI-V Controller - アマチュア無線の運用をより快適に