Learning Morse の BugFix です。
ブログのコメントに対するプログラム修正になります。
国際モールス符号では、文字間隔は短点3つ分(文字間)、語間隔は短点7つ分(単語間)をあけて区別する、となっています。
コメントの書き込み情報によれば、
短点 0.06sec のときに、文字間 0.26 sec、単語間 0.46sec
と、少し長めになっているとの情報を頂きました。
文字間で 短点1つ分、単語間で 1/3 短点分だけ長くなっているようです。
作成者としては「初心者用にあえて間隔を長くしている」という考えはまったくなく、むしろ基本に忠実であるべきと考えています。
短点が 0.06sec なら、文字間は 0.06sec × 3 = 0.18sec、単語間は 0.06sec × 7 = 0.42sec が正しい間隔となります。
で、こちらの方でも audacity を使って調査してみました。
"CQ CQ" の文字を鳴らして確認です。(速度 20)
確かにコメント通りの結果になっています。
ということで、プログラムを調査した結果、
文字間で短点が1つ分だけ多くなっていることを発見し、修正することができました。
単語間の方はバグらしいところは発見できなかったので、1/3 短点分長くなることだけは許容せざるを得ないようです。
プログラムは修正しましたが、それでも 60msec の短点に対して、文字間は 14msec 長く、単語間は 34msec 長いです。
モールス信号を波形処理してプログラムを作っていることもあり、パソコン環境による誤差も考えられるかもしれません。
ピッタリ合わせられたら気持ちいいのですが。。。これ以上は懸案事項とさせてください。
download: LearningMorse_v.0.6.zip
cw_mania も BugFix (v.0.70)
cw_mania もこの辺のルーチンは同じなので修正しておきました。
それと追加・修正2点。
- CQ World Wide DX Contest の 2017 を追加
- CQ World Wide DX Contest のサイトがメンテ中の時にダイアログ表示
download: cw_mania_v.0.70.zip
コメントでの貴重なレポートありがとうございます。
より正確で、扱いやすいソフト作りに励んで参りますので、応援のほどよろしくお願いします。
---------- 2018/07/20 18:50 追記 ----------
2018/07/20 01:00 ~ 同日 18:50 までの間、
ブログの設定ミスでファイルがダウンロードできなかったみたいです。
只今修正しました。
ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。