新潟の冬は厳しいですね。(骨身にしみる寒さです。)
今日は朝から風が強く雪もちらついていたので、外に出るのもおっくになり、家にこもってパソコン環境の整備です。
昨年の11月にマイクロソフトから無償版の「Visual Studio Community 2013」が公開されましたが、遅ればせながら今日はそのインストールです。
(ちなみに、私は VS 2010 Pro のユーザです。)
これまで Visual Studio の無償版と言えば「Visual Studio Express」がありましたが、機能的な制限があり Professional 版を購入しないと全機能を使うことはできませんでした。
今回公開された「Visual Studio Community 2013」は、Express 版のように機能制限されることなく従来の Professional 版に相当する全ての機能が無償で使用できます。
(5万円以上する Professional 版がタダで使えるということです。)
これまで Professional 版でしか使えなかった拡張機能(アドイン)も使えるので、クロスプラットフォーム開発の「Xamarin」や「Apache Cordova」等のアドインにより Android や iOS のアプリも同時に開発できるようになります。
Community の利用条件は次のとおりで、
- 学生、オープンソース開発者、非営利団体従事者
- 保有 PC が250台未満、年商1億円未満の企業は、開発者5名まで利用可能(ただし、上記の条件を満たさない企業からの報酬を伴う委託開発には利用不可)
基本的には趣味でプログラム開発を楽しんでいるサンデープログラマーなら条件は満たしていると思います。
Visual Studio Community 2013のダウンロード
ソフトウェアは Microsoft の公式サイトからダウンロード可能です。
一番上の「Community 2013 with Update 4」を選択すると、ダウンロードするための次の画面が表示されます。
インストールファイルはインストーラ形式とDVD ISOイメージが選択可能です。
私は、DVD ISOイメージをダウンロードしました。
また、本体ソフトと併せて画面右側の「Visual Studio 2013 Language Pack」で、日本語の言語パックもダウンロードしておきます。
Visual Studio Community 2013のインストール
インストールは次の順序で行います。
- 本体(英語版)をインストール
- 言語パック(日本語)をインストール
私は DVD ISOイメージをダウンロードしているので、「Virtual CloneDrive」でマウントしてから、「vs_community.exe」をダブルクリックで実行しています。
(HDDの容量として10G程度必要なので空き容量に注意して下さい。)
個人的な興味により行うことを目的としているハムなら無償で使うことができるので、寒くて厳しいこの冬の季節にプログラミングで遊んでみるのも良いのではないでしょうか。
プログラミングによりハムライフはきっと広がるはずです。
それにしても、
従来の Professional 版に相当する開発環境が無償で使えるとは、
マイクロソフトも粋なことをしてくれます。
本音のところは、Windowsソフト開者者の減少により良質なソフトが減少して OS そのものが売れなくなり、そしてユーザも激減する。こういった負のスパイラルに歯止めをかける戦略なのでしょうが・・・。
まあ、余計なことは考えず、Microsoft の戦略に乗っかることにします。。。