JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

スポンサーリンク

ハムフェア 2026

昨日と今日の2日間にわたって開催されたハムフェアに、今年も足を運んできました。初日は小雨がぱらつく時間帯もありましたが、2日間とも終始曇り空で、真夏のこの時期にしては驚くほど過ごしやすい陽気でした。

昨年のことを思い返すと、会場の内外を問わず熱中症の危険を感じるほどの暑さで、シャツが汗でびっしょりになりながら各ブースを回った記憶が今も鮮明に残っています。それに比べれば今年は本当に快適で、体力を消耗することなく心ゆくまで会場を歩き回ることができました。天候ひとつでイベントの満足度がこれほど変わるものかと、あらためて実感した2日間でした。

前夜祭からの語らい

今年も金曜日の前夜祭からハムフェアは始まりました。当ブログに寄稿していただいている旧友の JH7VHA を囲み、共通の友人でもある同じハム仲間の3人で、翌日からの本番のことなどすっかり忘れてしまうほど、終電間際まで大いに盛り上がりました。

そして初日の土曜日も、いわば前夜祭の続きのような流れで、結局この日も私は終電での帰宅となりました。あと10分でも時間を忘れていたら、そのまま都内のホテルで一泊するところだったので、我ながら危ないところでした。

ハムというのは総じて話好きで、日頃からロングラグチューに慣れているせいか、話題が尽きるということがありません。最後の最後まで会話が途切れることなく続き、気づけば時計の針がとんでもないところまで進んでいる、というのはハム仲間の集まりではおなじみの光景です。同じ趣味を持つ者同士の会話がこれほど弾むというのは、やはり嬉しいものですね。

HI-MOND の大理石ツマミを購入 — しかし

さて、今回のハムフェアでの数少ない戦利品が、HI-MOND の電鍵に取り付ける、大理石でできたツマミです。もともと HI-MOND 好きということもあって複数の電鍵を所有している私としては、これは「買い」だと直感し、迷うことなく即決で購入しました。

ところが帰宅して意気揚々と取り付けようとしたところ、残念なことに手持ちの HK-808 や HK-702 にはネジ規格が合わず、まったく装着できませんでした。あれこれネットで調べてみると、どうやらこの大理石ツマミが適合するのは、後期版の黒ラベルの HK-808、そして HK-704、HK-709(それと、GHD の現行モデル GT503A/GT705A 他)だけのようです。同じ HK-808 でも初期版と後期版で仕様が異なるというのは、コレクター泣かせな話です。

とはいえ、せっかく手に入れたこの大理石のツマミを、ただのオブジェとして棚に飾っておくだけではあまりにもったいない。いずれ適合する電鍵をきちんと入手して、本来の姿で使ってやりたいと思っています。……と、こうして電鍵がまた一つ増える口実ができてしまうわけです。

このツマミ以外にはこれといった買い物もせず、2日間かけてのんびりと各ブースを見て回りました。

会場の賑わいに思うこと

有明テニスの森から会場までの道のり、そして会場内と、どこもかしこも相当な人出でした。ハムフェアの客層だけを切り取ると年配の方が多い印象を受けるのは事実ですが、それでもこれだけ多くの人が無線を趣味にして集まっている様子を目の当たりにすると、「アマチュア無線は人気が落ちて減少している」という話は、いったい何を根拠に言われているのだろうと、いっそ嘘なのではないかとさえ感じてしまいます。

少なくともこの会場にいる限り、この趣味の熱量が衰えているとはとても思えませんでした。

ARDF という新しい刺激

今回のハムフェアで特に印象に残ったのが、ARDF に関する展示を行っているブースです。これまで ARDF はまったく経験がなかったのですが、現在のルールをはじめ、実に多くのことを丁寧に教えていただきました。

話を聞けば聞くほど、ARDF は無線技術だけでなく、地形の読み方や体力面まで、多岐にわたる知識と技術が求められる奥の深い競技のようです。これは一度ハマったら大変なことになりそうだと感じつつも、だからこそ面白そうだという気持ちも湧いてきて、このあと時間をかけてじっくり調べてみようかと考えています。

こうして自分のハムのアクティビティに向けた良い刺激をもらえるのも、ハムフェアならではの楽しみの一つですね。

2日目は遅れて行ったのが逆に幸運に

2日目は、会場に着いたのが14時過ぎということもあり、すでに人もまばらになっていて、各ブースも後片付けモードに入りつつありました。せっかく足を運んだのだからと、30分ほどで一通り会場を回っていったのですが、これが思わぬ幸運につながりました。

あるブースで完全な店じまいを始めていたようで、「テーブルの上のものは全部タダで持って行っていいですよ」と声をかけられました。何だろうと近づいてテーブルを見てみると、そこには RSGB(英国アマチュア無線連盟)の機関誌である RadCom が山積みになっているではありませんか。

この RadCom 誌には、アンテナ技術をはじめ無線技術に関する記事が数多く掲載されていることを前々から知っていて、以前から気になっていた雑誌でした。それがまさかタダでいただけるとは、これはラッキーと、ありがたく全部いただいてきました。しかも丁寧に丈夫な紙袋にまで入れてくださって、感謝、感謝の一言に尽きます。

いつもなら「もっと早く来ればよかった」と思うところですが、今回ばかりは終わりかけの時間に行ったことが、かえって幸運を呼び込んでくれたようです。

おわりに

こうして2日間にわたるハムフェア、今年のハムの祭りも無事に幕を閉じました。

正直なところ、2日目の参加はどうしようかと少し迷いもありました。しかし、子どもの頃はお祭りの開催期間中はフル参加が当たり前でしたし、「迷うくらいなら参加する」を信条にしていることもあって、結局は足を運びました。結果として RadCom という思わぬお土産まで含めて……行って本当によかったと思っています。

ハムの活動に限った話ではありませんが、思い立ったらまず行動する、アクションを起こしてみる……この積み重ねこそが、趣味を長く続けていくことにつながるのだと私は考えています。これからも気になるイベントや新しいことを見つけたら、その都度フットワーク軽く動いていこうと思います。