JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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WEMON M12 ハンダごてノズルクリーナー購入

久しぶりの AliExpress

久しぶりに中華の AliExpress で、電子工作用のガジェットをひとつ買ってみました。買ったのは半田ゴテのこて先を掃除する、いわゆる「こて先クリーナー」です。


WEMON M12

こういう小物は国内でも普通に手に入りますし、正直なところ、わざわざ海の向こうから取り寄せるほどのものではありません。それでも AliExpress を覗いていると、日本では見かけない妙な形の道具がぽろぽろ出てきて、気がつくとカートに入っている。あの感じ、分かる方には分かっていただけるのではないかと思います。

これまでのこて先掃除

こて先の掃除といえば、昔は濡らしたスポンジにジュッと押し付けるのが定番でした。ただスポンジ方式はこて先の温度を一気に奪ってしまうので、最近はもっぱらクリーニングワイヤー(真鍮のたわしのようなアレ)を使っています。私が使っているのは HAKKO のこて先クリーナーで、これがまた実によくできていて、ワイヤーの中でこて先をグリグリと数回まわしてやれば、酸化した黒い部分も古い半田もあらかた落ちてくれます。


白光(HAKKO)599B

つまり、機能面では何ひとつ困っていなかったわけです。困っていないのに買う。これも電子工作趣味の醍醐味ということなのかもしれません。

電子式クリーナーは数年前から気になっていた

こて先クリーナーを電動化した製品が出はじめたのは、たしか数年前だったと思います。当時から存在は知っていて、気にはなっていました。ただ、まだ製品としては珍しく、扱っているメーカーもごく限られていました。

こういう「まだ誰も使っていない道具」は、飛びつくと大抵ろくなことになりません。壊れても代わりがない、レビューも数えるほどしかない、そもそも良し悪しを判断する基準がない。ですので、複数のメーカーから同種の製品が出揃うまでは手を出さないでおこう、と決めていました。

そうして寝かせているうちに数年が経ち、気がつけばいくつもの商品が並ぶようになっていました。もう頃合いでしょうということで、その中でも一番評判の良さそうな WEMON M12 を選んでみた次第です。

実際に使ってみる

最近は半田ゴテを握るような工作をしていないので、実際の使い勝手をきちんと語れるほどは使い込めていません。それでも到着してすぐ、適当にこて先に半田を盛った状態で試してみました。

使い方はいたって単純で、こて先を清掃口に差し込むだけです。すると挿入をセンサーが検知して、内部のクリーニングワイヤーが自動で回転し、こて先の周囲を撫でるように掃除してくれます。こちらは差し込んで、待つ。それだけ。

これまで手動でグリグリと回していた動作を、機械が代わりにやってくれる。書き出してみると本当にそれだけのことなのですが、実際にやってみると存外に気持ちの良いものです。ジジッという小さな駆動音とともにワイヤーが回り、抜いたこて先が銀色に光っている。この「勝手に綺麗になっている」という感覚が、思っていたより快感でした。

まとめ

機能としては、手でやっていたことを自動化しただけの道具です。これがないと困る、というものではありません。

ただ、半田付けというのは基本的に片手がふさがった状態の作業です。こて先を差し込むだけで掃除が終わるというのは、細かい作業を続けているときの手数をわずかとはいえ確実に減らしてくれます。基板と睨めっこしている最中の「わずか」は、思いのほか効いてくるものです。

数年寝かせてから買ったので、値段も手頃になっていました。急いで飛びつかなくてよかった、というのが正直な感想です。次はこれが活躍するくらいの工作をしなければいけませんね。