JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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古い CQ 誌の裁断の旅 ~1~

先日、宮城の生家まで帰省し、長年保管していた古い CQ 誌を裁断して PDF 化するための作業を行ってきました。

実は以前から「いつかは電子化しなければ」と思い続けていたのですが、なかなか重い腰が上がりませんでした。CQ 誌はラジオ少年時代から集めてきた大切な資料であり、思い出の詰まった本でもあります。だからこそ、裁断機の刃を入れる決断には、少し勇気が必要だったのです。

しかし現実問題として、大量の CQ 誌を遠く離れた実家に保管し続けることには限界があります。年数が経てば紙は劣化しますし、湿気や虫害の心配もあります。何より、「あの記事を読み返したい」と思ったときに、東京から気軽に取り出せないのが大きな問題でした。

今の時代、資料は PDF 化してクラウドに保存しておけば、スマートフォンひとつでいつでもどこでも閲覧できます。検索もできますし、保管場所にも困りません。そう考えると、CQ 誌の電子化はむしろ自然な流れなのかもしれません。

今回の作業に向けて、準備も進めてきました。スキャナは以前の記事でご紹介した通り、新たに ScanSnap を導入。長年活躍してくれた旧機種からの買い替えですが、この日のための投資と言っても過言ではありません。

一方、裁断機はすでに実家にあります。使用しているのはコクヨ製の大型裁断機 PK-513 です。東京の自宅は決して広くないので、場所を取る裁断機は10年以上前に宮城へ移していました。

久しぶりに使ってみましたが、やはり切れ味は見事なものです。当時の CQ 誌は4cm程度の厚みがあるため半分に割ってから裁断する必要がありますが、それでも一発でスパッと切断でき、裁断面も非常にきれい。紙の断面が毛羽立つこともなく、「さすがコクヨだな」と改めて感心しました。

さて、いつもであれば東京から宮城へ帰省する際は新幹線を利用することが多いのですが、今回は新しい ScanSnap を運搬する必要もあったので、久しぶりに車で移動することにしました。

もっとも、高速道路を利用すると片道だけで9千円近い料金がかかります。急ぐ旅でもありませんし、今回は思い切って一般道を中心にのんびり走ることにしました。

どうせなら浮いた高速代を旅の楽しみに回そうと、途中の鬼怒川温泉や那須塩原方面に立ち寄り、一泊しながら移動する計画を立てました。

若い頃は目的地へ最短時間で到着することばかり考えていましたが、最近は少し考え方が変わりました。急ぐ必要がないなら、その道中そのものを楽しめばいい。温泉に浸かり、美味しいものを食べながらゆっくり移動するのも悪くないものです。

こうして始まった「CQ 誌裁断の旅」。

果たして何十年分もの CQ 誌は、無事に電子化できるのでしょうか。そして作業はどこまで進むのか。

今日は帰宅したばかりで疲れていることもあり、実際の裁断作業とスキャン作業の様子については、次回にしたいと思います。