新年の幕開けに、私の友人である JH7VHA 柴田さん から、干支にちなんだ工作記事を寄稿していただきました。
テーマは 「フット PTT スイッチ」 です。
「馬」といえば駆ける足。無線で足技といえばフットスイッチ……という連想から、なんとヤマハ製の音楽用フットスイッチを無線機用に改造されたとのこと。単なる流用ではなく、実用性を高めるための細かな改造テクニックが光ります。
それでは、柴田さんのアイデアと工夫が詰まった製作記をご紹介します。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2026 令和8年 午(うま)年ですネ。
うま(馬)といえば、駆ける、蹴るといった足技を思い浮かべます。
無線で足技といえば、送受信切替(Push-To-Talk)フットスイッチ。
そんなわけで、FOOT-PTT-SW を作ってみましたので、紹介します。
ヤマハのフットスイッチです。
通常は、ミキサーでリバーブ、エコー等の ON/OFF 切替に使用していました。
とても便利なので、トランシーバーの送受信切替にも使用してみたくなりました。
筐体を開けてみると、構造は単なるスイッチですが、通常時メーク(ON:導通)、操作時(踏むと)ブレーク(OFF:導通なし)です。
トランシーバーの PTT スイッチ(通常ブレーク、操作時メーク)にも使えるように改造してみました。
オンオフ/オフオン二刀流のマイクロスイッチを基板に取付けて、ピンコードの差し替え(黄色と緑)で
ON-OFF、OFF-ON 操作を切り替えられるようにしました。
スイッチの高さは、基板下にワッシャーを入れて、微調整しました。
椅子に座って、踏みやすい位置に置きました。
step on すると、いい感じです。
デスクトップでも使用可能です。
Push To Talk するとマイクロスイッチの小さな「カチッ」音が心地よいです。
フットスイッチにはロック機能が無く、踏んでいる間だけトランシーバーが送信するので
誤送信(連続送信)の心配がほとんどありません。
その日の気分で、PTT-SW を使い分けて、楽しんでます。
2026年も引き続き、マイペースながらも熱意を持って、モールスや工作の楽しさを発信してまいります。
今年も飛躍の年にするぞー
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いかがでしたでしょうか。
ヤマハの堅牢なフットスイッチを無線用に活用するアイデア、素晴らしいですね。 特に感心したのは、マイクロスイッチを換装し、ピンコードの差し替えだけで 「ON-OFF(メーク) / OFF-ON(ブレーク)」の二刀流 に対応させている点です。これなら、メーカーの異なる無線機や周辺機器にも幅広く対応でき、まさに「足技」の効く一台と言えます。
また、フットスイッチならではの利点として、「両手が完全にフリーになる」ことは、ログ入力やパドル操作を行う上で大きな武器になります。さらに、ロック機能がないことを逆手に取り、「踏んでいる間だけ送信」という仕様を 誤送信(連続送信)防止 の安全策として捉えている点も、ベテランならではの視点だと感じました。
デスクトップで手押しスイッチとして使う際の「カチッ」という心地よい音も、オペレーションのリズムを作ってくれそうです。
柴田さん、今年もどうぞよろしくお願いします。
一緒に「飛躍の年」にしていきましょう!