昨日の月曜日、東京・大崎のソニービルで開催された「M5 Japan Tour 2025 Autumn 東京」に参加してきました。
このイベントは、M5Stack ユーザーやファンが一堂に会するもので、M5Stack の CEO であるジミー・ライ(Jimmy Lai)さんの来日に合わせて開催されました。週末の「Maker Faire Tokyo 2025」に続く形で行われたため、M5 ファンにとっては夢のような連日イベントとなりました。


同じフロアには、とても魅力的なラボスペースがありました。スタッフの方と知り合いになれば、実際に利用させてもらうこともできるそうです。
仕事帰りのエンジニアが集う夜のソニービル
開始時間は19時という少し遅めの設定でしたが、むしろその時間がちょうど良かったのか、仕事帰りと思われる方々が次々と集まり、最終的には100名を超える参加者で満員御礼。
会場には M5Stack のロゴ入りTシャツを着た人、リュックから試作機を取り出して見せ合う人など、まさに “技術好きが集まる夜会” という雰囲気でした。
会場に入ってすぐのところには、これから発売予定の新製品ラインナップも展示されており、参加者はどれも興味津々。新しいモジュールやセンサーなど、どれも実際に手に取って確かめたくなるものばかり。
ブースの前では技術的な会話が飛び交い、まさに M5Stack コミュニティらしい熱気に包まれていました。
ジミーさん登壇! そして熱い LT セッションへ
イベントの冒頭では、CEO のジミーさんが登壇し、今回のツアーに込めた思いや今後の製品展開について語りました。
「M5Stackは “Make it Easy” の精神で、もっと多くの人に開発の楽しさを届けたい」――そんな言葉に、会場からは自然と拍手が起こります。
その後は、ユーザーによるライトニングトーク(LT)大会がスタート。
一人5分という短い時間の中に、皆さん自分の M5 作品への情熱をギュッと詰め込んで発表していました。皆さんの LT を拝聴するうちに、「自分も何か新しいものを作ってみたい!」という創作意欲が次第にかき立てられていきました。
コミュニティの温かさと活気
会の後半は自由交流タイムとなり、初対面同士でも自然に会話が生まれるフレンドリーな雰囲気。
Twitter(X)や GitHub でしか見たことのなかった開発者と直接話すことができ、「あ、あのライブラリ書いた方ですよね?」と声をかけて盛り上がる場面も。
こうした出会いがあるのも、リアルイベントならではの醍醐味ですね。
今回のツアーを通じて、改めて M5Stack というプラットフォームが持つ可能性と、日本の開発者コミュニティの熱量を感じることができました。
やっぱり、モノづくりって楽しい!
まとめ
平日の夜にもかかわらず多くの参加者が集まった「M5 Japan Tour 2025 Autumn 東京」。
ジミーさんの笑顔と、登壇者たちの情熱的なプレゼン、そして会場全体を包む温かいエネルギーがとても印象的なイベントでした。
次回のツアーもぜひ参加したいと思います。