JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ハムフェア 2025

今年もこの季節がやってきました。アマチュア無線の祭典「ハムフェア2025」。
私は土曜日に参加してきました。

まずは、会場の雰囲気を感じたい方は、X(旧Twitter)のハッシュタグ #ハムフェア2025#ハムフェア をぜひチェックしてみてください。多くの方が写真や感想を投稿しており、現地の熱気が伝わってきます。

今年は所用で参加できなかった友人からチケットを譲っていただきました。そのお気持ちに感謝しつつ、しっかりと楽しませていただきました。こうした「つながり」こそ、アマチュア無線の本質なのかもしれませんね。ありがとうございます。



会場の様子と第一印象

正直なところ、昨年と比べると会場全体が少しこじんまりした印象を受けました。大手メーカーのブースは展示面積が縮小され、担当者の数も控えめ。それでも、各社が工夫を凝らした展示やデモンストレーションを行っており、技術の進化と情熱はしっかりと感じられました。

一般展示ブースも、例年に比べてジャンク品の数が少なく、少し寂しさを覚えました。とはいえ、これは時代の流れとも言えるでしょう。高齢化が進む中で、重い機材を持ち運ぶのは出品者にも来場者にも負担が大きく、ヤフオクやメルカリ などのネットオークションで手軽に売買できる時代も影響しているのかもしれません。

ハムフェアの出展料も高く「ならば無理に出さなくてもいいか」と、個人出展のハードルが上がっているのは事実です。しかし、それでもなお、現地でしか味わえない「空気感」や「偶然の出会い」があるのがハムフェアの魅力です。

アイボール QSO の喜び

こうした変化に少し寂しさを覚える反面、ハムフェアの最大の楽しみは、全国に散らばる仲間たちとの再会です。今年も、ブログに寄稿してくださっている JH7VHA 柴田さんを数人で囲み、金曜日の前夜祭から土曜日の深夜まで、濃密なハム談義を楽しむことができました。

AI ではなく、生身の人間と顔を合わせ、杯を交わしながら語り合うひととき。これこそがアマチュア無線の持つ「人間らしさ」であり、ハムフェアの本質だと改めて実感しました。展示の規模や内容は移ろっても、人と人をつなぐ力は決して失われない。それこそが、ハムフェアならではの魅力なのではないでしょうか。

「来年もまたここでアイボール」と約束を交わし、名残惜しさを胸に居酒屋を後にしました。

変化の中にある希望

確かに、ハムフェアは少しずつ変化しています。展示の規模、参加者の年齢層、ジャンク品の数…。でも、それは「衰退」ではなく「進化」の兆しだと私は思います。

若い世代がデジタルモードや SDR に興味を持ち始めている今、アマチュア無線は新たな形で再び輝きを取り戻す可能性を秘めています。実際、会場では高校生や大学生の姿もちらほら見かけ、未来への希望を感じました。

また、災害時の通信手段としての重要性や、孤独を癒すコミュニケーションツールとしての役割も再評価されつつあります。特に高齢者にとって、アマチュア無線は「社会との接点」であり「生きがい」にもなり得るのです。

最後に

今年のハムフェアは「規模縮小」という印象もありましたが、私にとっては十分に楽しく、そして希望を感じられる時間でした。

ジャンクが減っても、メーカーが縮小しても、人と人とのつながり がある限り、アマチュア無線の未来は決して暗くありません。むしろ、その中でどんな新しい楽しみ方を見つけていくか・・・それが、私たちハムに与えられた次の課題であり、喜びでもあると思います。

来年のハムフェア 2026も、また多くの仲間と笑顔で会えることを楽しみにしています。