Mini Si4732 は非常にコンパクトで、筐体の幅も狭いため、アンテナを取り付けるとバランスを崩して倒れてしまうことがあります。実用面でも見た目の安定感の面でも、このままでは使いづらいです。
そこで、スタンドとして使えるものを 3D プリントで作ろうと考え、まずはおなじみの「Thingiverse」で適したデータがないか探してみました。もし見つからなければ、自分で 3D モデリングするつもりでしたが、さすがは Thingiverse、期待どおり良さそうなモデルが見つかりました。
3D モデリングは手間も時間もかかるので、まずは既存のデータを活用できないか探してみる。これは今時のものづくりの基本ではないでしょうか。
というわけで、さっそく STL ファイルをダウンロードして手元の 3D プリンターで出力。出来上がったスタンドは、Mini Si4732 にぴったりとフィットし、見事に安定性を確保してくれました。見た目もなかなかスマートで、デスクの上でも邪魔にならず、満足度は高いです。



プリント時間は、約3時間です。

重量のあるアンテナやアンテナ接栓を取り付けても、安定感は抜群です。
また、本体のスピーカーは背面に配置されていますが、このスタンドでは背面の音が正面から聞こえるよう、音の通り道が工夫されています。
自分で 3D モデリングを行う場合も、こうした細やかな配慮を設計に取り入れる必要があると、改めて感じさせられました。

写真のように外付けのスピーカーを取り付けても、スタンドのおかげで本体はしっかりと安定しています。設置面のバランスが取れているため、多少の重量物を加えても安心です。
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今回は、Mini Si4732 の使用環境をより快適にするために導入した、3D プリント製のスタンドをご紹介しました。コンパクトであるがゆえに不安定になりがちな本体も、ちょっとした工夫によって大きく改善できることを改めて実感しました。
Thingiverse みたいなオープンリソースを使えば、わざわざゼロから設計しなくても、先人たちのアイデアを借りて効率よくものづくりができるのって、本当に現代ならではの魅力だと思います。
今回ご紹介したスタンドは、Mini Si4732 の実用性を格段に高めてくれる優れたアイテムです。本体に安定感をもたらすだけでなく、スピーカーの音の通りや外観にまで配慮された設計には、多くの工夫が詰まっています。
Mini Si4732 をお使いの方には、ぜひ一度このスタンドを試していただきたいと思います。ちょっとした改善が、日々の運用をより快適で楽しいものにしてくれるはずです。