JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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2025年 の QSO パーティを終えて

今年も恒例の QSO パーティ(1月2日~7日)が無事に終了しましたが、皆さんの成果はいかがだったでしょうか。私は初日のうちに目標である 20 局の交信を達成し、最終的には合計 23 局との QSO を楽しむことができました。

昨年同様、開催期間が進むにつれ参加局数は徐々に減っていき、6 日夜には普段の落ち着いたバンド状況に戻っていました。しかし、最終日である 7 日の夜には「駆け込み参加」の局が思いのほか多く、最後の最後までにぎやかに交信を楽しむことができました。こうした終盤の盛り上がりは、近年の QSO パーティならではの光景かもしれません。

提出書類の準備

ログの提出は後回しにすると手間になるので、早速昨年と同じ方法でサマリーシートを作成しました。私は Logger32 で交信記録を管理しているので、QSO パーティのログデータを CSV 形式でエクスポートし、Google スプレッドシートで必要項目を整理してサマリーシートを作成しました。あらかじめこのテンプレートを作っておけば、あとは毎年タブをコピーするだけで、ほとんど手間をかけずに提出書類が完成するのでとても便利です。皆さんも、ぜひ活用してみてください。

www.jh1lhv.tokyo



明日には書類を郵送する予定なので、ひとまず安心といったところです。

12 枚揃った干支ステッカー

ちなみに、昨年の辰年をもって、干支ステッカーが 12 枚揃い、ちょうど 1 周を終えることができました。これまでの 12 年間、正月の QSO パーティに参加し続けられたことは自分でも感慨深く、毎年元気に電波を出せることへ大きな喜びを感じています。今年の巳年からは 2 周目に突入しますので、次の 12 枚を目指して健康第一でハムを続けていきたいと思います。

この 12 年間で集めた干支ステッカーは、私にとって特別な意味を持つ大切なステッカーです(近日中に、QSO パーティ台紙を注文する予定です)。

地方での QSO パーティの現状

一方で、地方のハム仲間からは、「QSO パーティといえども V/UHF 帯で交信できる局がほとんどいない」という声を耳にします。20 局の交信を目標とした場合、HF 帯を使って全国区で交信しないと達成が難しいのが実情のようです。特に、ハンディトランシーバーからアマチュア無線を始めた初心者にとっては、地元での交信局数が少ないと楽しみが半減してしまい、早い段階でリタイアしてしまうことにもなりかねません。アマチュア無線の魅力を存分に活かせるよう、初心者でも気軽に参加しやすい環境づくりが、これからますます重要になってくるのではないでしょうか。

最後に

今年も交信してくださったハムの皆さん、本当にありがとうございました。QSO パーティは毎年の楽しみの一つであり、皆さんとの交信のひとつひとつが私の大切な思い出となっています。また来年も、同じバンドでお会いできることを楽しみにしています。2025 年も元気に電波を出せるよう、日々健康に気をつけながらアマチュア無線を楽しんでいきたいと思います。

皆さん、どうぞ良い 1 年をお過ごしください!