このブログでは、無線通信で使うモールス符号、特に和文電信の話題がメインですが、今日は初心者さんでもピンとくるように、モールス符号についてわかりやすく紹介してみます。
モールス符号とは何か?
モールス符号は、短い音(短点)と長い音(長点)を組み合わせて、アルファベットや数字を表現する方法です。これを使って、無線通信や光の点滅などで、メッセージを伝えることができます。
最初の学習は大変?
はじめは、どの文字が短点・長点のどの組み合わせか覚えるのが大変かもしれませんが、練習を続ければ必ず身につきます。そして、一度身につけると、自転車に乗るように一生忘れることはありません。
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モールス符号は、実際に使用される文字と数字のみを表現するため、アルファベット、数字、記号をすべて覚える必要があります。
このリンクから、実際のモールス符号をご自分の耳で確かめてみて下さい。
音だけじゃない!
モールス符号は、音だけでなく、点と線を紙に書いたり、手でタップしたりすることで、相手にメッセージを伝えることができます。これは、会話が難しい状況でも役立ちます。
例えば、次のような文章をモールス符号で書くことができます。
ーーーー --- ・-・・ ・・・ -・・-・ (コレカラモ)
ーー ・-・- --・-・ ・・・- (ヨロシク)
ーー・-- --・ ・-・・ ・・ ・・-・・ ・・- (アリガトウ)
短い信号3回(・・・)、長い信号3回(ーーー)、そして短い信号3回(・・・)を覚えることで、非常時に迅速な対応が可能となります。この知識は、現代の緊急事態対応でも役立つことは確かです。
アイデア次第で楽しみ方は無限大!
モールス符号は、短点と長点を組み合わせることで、アルファベットや数字などの情報を表現しているので、例えば、1円玉を短点、10円玉を長点に割り当てて並べるようなこともできます。このような遊び方も楽しいですし、モールス符号を使ってメッセージを伝えることもできます。
また、懐中電灯の点滅を短点・長点に割り当てて、メッセージを伝えることもできます。例えば、災害時には、懐中電灯で SOS の信号を出すことができます。また、キャンプなどでグループと行動する場合には、懐中電灯の点滅で、簡単な合図を送り合うこともできます。
アマチュア無線は、様々な方法でコミュニケーションができるので、アイデア次第で楽しみ方は無限大です。初心者の方も、ぜひモールス符号を使ったコミュニケーションを試してみてください。楽しい時間が過ごせること間違いありません。
秘密の会話も楽しめる!
モールス符号を使えば、電車や職場などの話ができない場所でも、こっそりと秘密の会話を楽しむことができます。友達や家族、特に小中学生にとっては、秘密の会話やスパイごっこは、絶対に楽しいものです。モールス符号を使えば、さらにその楽しさが広がることでしょう。
親しい友達や家族と一緒に、楽しい秘密のコミュニケーションを試してみてください。
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それでは、みなさんもモールス符号に挑戦してみてください。
少しずつ練習して、新しいコミュニケーション方法を楽しんでください!