JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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モールス送信練習プログラムの作成 ~1~

現在、ウェブ上で動作する Desktop CW の Windows バージョンを開発していますが、以下の3つの主要な機能のうち、最初のものであるモールス発振器の部分しか完成しておりません。

将来的には、この3つを合体します。



現時点のバージョン

電鍵画像のクリックと、キーボードの下矢印キーの押下でもモールスは発振できます。

電鍵やバグキーなどを接続するケーブルは、

の2つの形式となります。

現時点では、ほとんど機能がなく(パソコンから正弦波が発振できるだけ)、まだテスト中です。そのため、しばらくは一般公開を控えることにしております。しかし、私と一緒にこのソフトを試してみてくれる人がいらっしゃいましたら、ダウンロードの方法をお知らせしますので、メールでご連絡ください。


■ ■ ■


インターネットで検索してみたところ、パソコンを使ってモールス信号の送信練習ができるソフト(パソコンが発振器になる)が見つからなかったので、自分で Windows 版のソフトを作ることにしました。

このソフトは、Web 版 の Deskto CW とは異なり、インターネットに接続しなくてもモールス信号の送信練習ができるため、Wi-Fi の使えない場所でもノート PC による複数人での練習に役立つと思います。そして、キーボードの下矢印キーが制御できる HID ケーブル、またはシリアル通信の CTS を制御できるケーブルを用意して、そこに電鍵を接続して正しい送信練習をしていただければと思います。

今後は、このモールス発振器に、モールス印字機やモールス解読機能を追加して、より多機能なソフトウェアにしていく予定です。また、モールスを使った通信に興味を持つ人々にとって、使いやすく役立つツールになるよう改良を続けていきますので、ご意見などもお寄せいただけたら幸いです。

なお、本ソフトでは、電鍵画像をマウスでクリックしたり、キーボードの下矢印キーを押すことでもモールス信号を送信できますが、正直なところこれらの方法は推奨できません。長期的に使用する場合は、きちんと電鍵やパドルを接続して基本的な練習をすることがとても重要です(スイッチを押して出すようなモールスの練習は避けるべきで、あまりおススメできる練習法ではありません)。