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19日夕方から日本中で「部分月食」を見ることができそう
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ニュースソース:NHK NEWS WEB EASY
外国人や小中学生に向けた、わかりやすい言葉でかかれたニュースです。
Apple 製品を個人で修理できる「セルフサービス・リペア」が開始されるようです。
Apple、iPhoneの「セルフサービス修理」プログラムを来年米国などで開始へ - ITmedia Mobile
Apple announces Self Service Repair - Apple
来年の早い時期から米国から始まり、今のところ日本の開始時期は未定ですが、アナウンスでは来年中には始まるとのことです。
これまでは自分でディスプレイやバッテリーを交換すると保証外となってしまいましたが、本サービスでは自分で修理して失敗しても Apple で再修理してもらえるようなので、まぁ安心です。
(どれだけ修理費がかかるか分かりませんが。)
ただ、我国ではスマホを分解したあと使い続けることは、電波法違反となり、現行では「登録修理業者制度」(総務省)に基づいた修理業者だけが修理できることになっているので、この先、そのあたりの規則がどうなるのか気になるところでもあります。
個人で修理する際の注意事項としては、
① 修理マニュアルを確認すること
② Apple Self Service Repair Online Storeで、Apple 純正の部品やツールを購入すること
(交換済みの部品をリサイクルとして返却すると、購入金額に応じたクレジットを獲得)
この2点が必要です。
今回の「セルフサービス・リペア」の登場によって、法外な修理費をボッタくるような悪質な修理業者は駆逐される方向へ向かうはずですが、現実的に考えると、ある程度の技術的な知識と修理ツール(道具)も必要となるので、これは誰でも修理できるわけでもなく、結局は個人で修理することは難しいと思います。
(破損・感電・発火等のリスク大)
スマホ内蔵のバッテリーは、乾電池のように交換することを目的として設計されていないため、ヘタすると発火し爆発する危険もあるので、こういう作業に不慣れな方は最初から自分で修理することは考えずに、これまで通り修理業者に依頼するのが無難です。
ただ、修理では Apple 純正パーツを使うことになるので、現状の悪質修理業者と同じくらい、いやそれ以上の修理費が必要になるかもしれません。
(iPhone13 のディスプレイにはペアリング・コントローラーが仕込まれているため、画面が破損して交換した場合は本体とペアリングの再設定が必要になるので、Apple 純正のディスプレイを必ず使う必要があります。)
基本的に修理業者としては、これまで通り安価なクローンパーツを使い続けるはずなので、Apple の純正パーツを使った正規修理業者と比べて修理費を安くするなど、新たな価格競争も始まると思います。
私としては制度的に許されれば自分で修理したいクチなので、国内の法的な制度を気にしつつ、① の修理マニュアルと Apple が提供する修理ツール(工具)がどんなものか気になるので、正式にサービスが開始されたら速攻で入手すると思います。
ということで、日本で「修理する権利」がどこまで認められるか・・・2022年は楽しみです。
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それでは今宵も素敵な和文ライフをお過ごしください。