JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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エナメル線ストリッパー(DF-6)を導入しました

コイル製作の必須アイテムとなるか?
エナメル線の被覆を剥くだけの専用工具(DF-6)を買ってみました。

アマチュア無線におけるフィルタ類の製作で毎度手こずらせる、あのエナメル線の被覆剥きが驚くほど簡単に行える、超便利な工具です。 

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仕様

  • 電源:100 - 110V
  • 適用線径:0.3mm - 3.0mm
  • パワー:25W
  • 回転速度:10000回/分(6段階で調整可能)
  • 適用長:2 - 50mm
  • 重量:850g
  • 大きさ:250 × 50mm
  • 刃:タングステン鋼刃

使用方法

  1. エナメル線を削りたい長さまで工具の先端へ挿し込む
  2. スイッチを入れてモータを回転させる
  3. エナメル線をゆっくり引き抜く
  4. スイッチを切る

 

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これまで、エナメル線のこの部分の剥離に、サンドペーパーを使ったり、ハンダごての熱で溶かしたりと、結構苦労しながら処理していましたが、もうこの工具によりそんな心配はなくなりました。

実際にどんな工具なのかは、下の動画をご覧ください。 

www.youtube.com

動画では工具の分解と、0.13mm から 2mm(8種類)までの線径を実際に剥離している様子を観ることができますが、仕様外の 0.13mm はダメでしたが、それ以外はすべてキレイに剥離できました。

ということで、私も手持ちのエナメル線の被覆を剥いてみました。  

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0.3mm から 1.2mm の5種について、実際に剥いてみました。

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回転数によっては結構力が強いので、ラジペンなどでエナメル線を掴んで先端へ挿入して引き上げないと、指の力だけでは負けてしまうことがあるので、注意が必要です。

エナメル線の線径によって回転数(6段階)の調整が必要で、今回試した 0.3mm から 0.6mm の細めの線径なら低速の ”3” 程度、1.0mm と 1.2mm は高速の  "5" 程度にメモリ位置を設定することで、キレイに剥離することができました。

まぁ、この回転数の設定は、本チャン前に必ず試し剥きをして、そこで最良の位置を決めればいいと思います。

 

■ ■ ■


これまで、私のエナメル線の被覆処理はヤスリを使っていましたが、ヤスリの掛け過ぎで心線が細くなって切れたり、ヤスリ掛けにムラがあったりと、なかなか満足いくような処理ができずに苦労していましたが、これからはこの工具の導入によって、短時間でムラのないキレイな先端処理ができそうです。

ということで、フィルタの製作など、エナメル線の被覆処理が必要な一連の作業も、もう途中で中断することもなくなり、流れに乗ってスムーズに作業は進められるので、精神衛生上もなかなかよろしいんじゃないかと思います。

ハムの電子工作で、こういった工具が必要になる場面は少ないと思いますが、やっぱりそこは専用工具で、その一瞬かもしれない作業の中で、しっかり活躍してくれるものと、期待しています。