送信出力とスプリアスを測定してみました。
製作時の参考にしてください。
送信出力
負荷として 50Ω ダミーロードを取り付けて測定しました。
・1.8 MHz → 23.3 W
・3.5 MHz → 10.6 W
・7 MHz → 6.12 W
・10 MHz → 5.64 W
・14 MHz → 9.85 W
・18 MHz → 5.51 W
・21 MHz → 6.26 W
・24 MHz → 4.62 W
・28 MHz → 4.08 W
スプリアス測定
tinySA を使って「スプリアス領域」だけを測定しました。(RBW: 30KHz)
40dB + 20dB のアッテネータ(ATT)= 60dB を挿入して tinySA(ATT なし)へ入力しました。
・3.5 MHz
・7 MHz
・10 MHz
・14 MHz
・18 MHz
・21 MHz
・24 MHz
・28 MHz
ご覧のとおり、全バンドでスプリアスが激しすぎ!
残念ではありますが、この状態のままじゃ、まったく使いものにはなりませんね。。。
(24MHz、28MHz は、ぎりぎりセーフ)
21MHz 以下は 5W 以上の出力があるため、スプリアス領域における不要発射の強度の許容値は、-50μW(-13dBm)以下である必要があり、今回の測定ではこれを超えてしまっています。
でも、これは最初から予想していたことなんですよね。
今回の測定結果を目の当たりにして、俄然、ローパス作りのやる気が出てきましたよ。
さぁ、どこまで低減できるやら・・・楽しみです。