JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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μBitx v4 を作る ②

今日は v4 キット標準の "16×2 LCD" から、カラータッチスクリーンの "Nextion LCD 3.2 インチ” に交換するための準備作業を行いました。

1. Raduino のファームウェアを、”uBITX CEC Version v1.20” に更新
2. Nextion LCD 3.2”(Nextion NX4024T032 3.2” BASIC Version)
3. microSD(容量 2GByte の FAT32 フォーマット)
4. 3 の microSD に VE3XLT のスクリーンファイルをコピーし、Nextion LCD の電源投入
 
ざっくりですが、これらの作業をやることで、タッチスクリーンが使えるようになります。

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before

           f:id:JH1LHV:20210421214227j:plain 

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after

16×2 のショボい LCD から Nextion の タッチスクリーンに変えると、こんなにも見た目が変わり、そして操作性も格段に向上します。(するはずです。)

Nextion LCD 自体は @3,500 程度で購入できるものなので、これから μBitx を作ろうというならば、迷わず最初からこのタッチスクリーンを入手して交換されることをおススメします。
 

uBITX CEC Version v1.20 (Firmware) のダウンロード

ここの "ubitx-master.zip" の ubitx_20.ino 直接コンパイルではスケッチが大きすぎてエラーになるので HEX ファイルを Raduino(Arduino Nano)に直接書き込むことで対応します。
(・・・って、HEX 書き込みするのが、デフォルトなのかな?)

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ただ何も考えずにそのまま ubitx_20.ino をコンパイルしたら、こういうエラーが出てストップしました。
このエラーに対する解決策はあると思いますが、今回はもうこれ以上深追いすることは止めにして、あっさり公開されている HEX ファイルを使うことで終わらせました。

で、その HEX ファイルは、ここ の github にあります。
"uBITX_CEC_V1.200.zip" を解凍すると、いくつかの LCD サイズに対応した HEX を見つけることができます。

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この "uBITX_CEC_V1.200.zip" をダウンロードして解凍します。

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解凍後の "FileNameInfo.txt" によれば、Nextion LCD なら、"UBITX_CEC_V1.200_NX.hex" を書き込めばよさそうなことが分かります。

 

Raduino(Arduino Nano)への HEX ファイルの書き込み 

Arduino への HEX ファイルの書き込みは、毎度おなじみの "xLoader" を使います。

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xLoader はこういう画面をしたツールなんですが、巷にはなぜかスパイウェアなどの不正アプリが含まれているものが多く出回っているようで・・・今回は誤った情報になる可能性も高いのでダウンロード先を掲示することは止めておきます。
ググればすぐにヒットするようなツールでもありますので、ダウンロードの際はウィルス検知ソフトでチェックするなり、安全性をよく確認されてからご使用いただきますようお願いするとともに、自己責任ということでお願いします。

HEX 書き込みは簡単で、
 ・ Hex file  → UBITX_CEC_V1.200_NX.hex
 ・ Device → Duemilanove/Nano(ATmega328)
 ・ COM pot → Raduino(Arduino Nano)接続の通信ポート
 ・ Baud rate → 57600
を設定し、「Upload」で書き込みます。

最初、xLoader で正しく書き込めるか確認したかったので、キット標準の 16x02 LCD の  ”UBITX_CEC_V1.200_16P.hex” を書き込んでみました。

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"uBITX v0.20 +v1.200" と一瞬だけ表示して、下の写真のような画面になりました。

次に、標準の LCD を付けた状態で、Nextion LCD の "UBITX_CEC_V1.200_NX.hex" を書き込んでみたところ、下の写真のような画面になりました。

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書き込み直後の画面で、"W" の連続です。
電源を入れ直したら今度は何も表示されなくなりましたが、これで正常だと思います。

Nextion LCD 3.2" の設定 

ubitx.net の Downloads → DOWNLOAD NEXTION DISPLAY FILES → 3.2"" へ移動して必要なファイルを落とします。

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手持ちが Nextion LCD 3.2” の Basic なので、この赤枠の2つのファイルを落としておきます。 


動作チェック

そして、まず最初にやることは、Nextion LCD の動作チェックからです。

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動作チェックは、Nextion 本体のコネクタに、付属の USB 電源アダプタを接続して、パソコンと接続するだけです。

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すると画面にこういったメニューが表示されます。
こういう状態になれば、Nextion 自体の動作は良好です。

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試しに、”6. Play game” を選択してみました。

 

μBitx 用の Screen files 転送

Nextion LCD の正常動作が確認できたので、今度は μBitx 用のスクリーンファイルを本体に転送します。

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先にダウンロードしておいた .tft ファイルを、microSD へコピーします。 
(microSD は FAT32 でフォーマットする必要があります。)

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本体の SD スロットに .tft ファイル入りの microSD を挿入して電源投入で、あとは勝手にスクリーンファイルは本体へ転送されます。

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画面に "Update Successed!" が表示されれば、無事、転送は終了です。

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そして、Nextion LCD を再起動すると、写真のような μBitx のトップ画面が表示されます。
タッチで画面操作ができれば、正常ということになります。 

ということで、標準の 16×2 LCD から Nextion LCD 3.2" への交換は簡単に行えました。 

μBitx 本体基板と Nextion の接続確認については、実際にケースに入れる時にでもやってみます。