AliExpress で、中華 uniHAM の小型パドル(UNI-730A)を購入しました。
(uniHAM: www.uniham.com)中国サイトだからでしょうか、現在、本家 uniHAM への接続はできません。
このパドルは、送料込みで 5,000円 程度で入手できるものですが、国内の転売屋が入手困難と称して1万以上の高値で売っているという事例もあるので、購入時は注意が必要です。
注文から2週間程度で届きました。
パドル本体はクッション材に包まれて、1.2m の赤いケーブル付きでした。
さらに、ビニル袋にくるまれて・・・
と、この1枚のビニル袋があるだけで、パドル本体に小傷は付かないので、中華としては 〇 です。
重量は、358.7 g です。
黒のボディでマット仕上げ。
重量感もあって、黒に赤いハネのコントラストはなかなか美しく、そして格好いい。
パドル界の中では安物の分類に入りますが、まったくそんな感じはしませんね。
私の個人的な意見ですが、こういったパドルのイチバンのポイントは、”重さ” だと思っていて。
この UNI-730A は小型パドルではありますが、ホント、予想に反して重量感もあるし、中華製とは思えない、なかなかの良品です。
3.5mm ステレオジャックが標準で実装されています。
ジャックにケーブルを挿すだけなので見た目はキレイですし、移動運用でも便利だと思います。
裏側です。
ゴムの滑り止めが、底面の両側に2枚貼ってありました。
本体自体の重さも重要ですが、このゴムストリップもプラスされて、その効果もバツグンです。
これだったら、送信時に多少力が入っても、滑らないと思います。
ハネは3mm 厚のプラスチックです。
欲を言えば、ハネの上部がもう少し大きかったら・・・もっと打ちやすかったかな。
分解は、上部のネジじゃなく、底面の3本のネジを外します。
やっぱり、売り物のパドルは、ちゃんとコンパクトにまとまってますね。
アップです。
接点は銀メッキということでが、そこまでバラして確認することは止めました。
それと、ご覧のとおり、接点間隔も大きなつまみネジで簡単に調整できます。
Arduino CW Keyer に、付属の赤いケーブルを繋いで、試し打ち。
高級パドルのコツコツ感もあって、とっても打ちやすいパドルです。
同じような、小型パドルと並べてみました。
池上 OM パドル + 鉄板 で、405g です。
こちらは、3Dプリンタで作ったパドルですが、ベースに 9mm 厚の鉄板を使って、493g です。
構造的にはどれも一緒なんで・・・
どのパドルが打ちやすいかは、実のところよく分からないし、どれも打ちやすい。。。
強いて言うなら、性能的な面で接点が銀メッキな、UNI-730A がいいような感じはしますが。
ということで、今日は中華製のパドルを買ったという話題でした。
まぁ、普通にハムショップでパドルを買おうとすると、どれもがこの UNI-730A の3倍以上はするんで、5,000 円程度で入手できる UNI-730A は、とってもコスパがいいんじゃないかと思います。
これからパドルで CW を始めようとするハムで、中華嫌いじゃないというのであれば、ホント、お得な一品じゃないかと思います。
おススメです。