コロナ禍における、子どもや高齢者の見守り、留守番しているペットの様子など・・・
外出先から様子が確認できたらいいなぁ~ってこと、ありますよね。
今回は、前回までの ESP32-CAM 2台と、Raspberry Pi + Camera の計3台の映像を、iSpy という無料のアプリでモニタリングできるようにしたので、その備忘録です。
(iSpy は、ESP32-CAM のようなマイコン接続なカメラをはじめ、商用の監視カメラなど、様々なカメラの映像がモニタリングできるという、とっても機能豊富なフリーソフトです。)
iSpy は、複数のカメラを1本のソフトで管理できるソフトウェアで、ビルの管理人室のようなモニタリングが簡単に行えます。
動態検知時の録画などは、それぞれのカメラ単位で設定することができます。
www.ispyconnect.com
ソフト名が ”iSpy”、アイコン画像が "目”、だったりするので・・・
なんか、イケないものを秘密裏に覗くようなイメージを持っちゃいますが・・・
まぁ、それは考えすぎということで。。。
iSpy にカメラを追加する
以下、iSpy にカメラを追加するだけのメモです。
設定の詳細につては、ググるといっぱい出てきますので、そちらを参照してください。
カメラは、「Add」ボタンから追加します。
”IP Camera” を選択します。
”MJPEG URL” タブの "MJEG URL" に、追加するカメラの IP アドレスを設定します。
ESP32-CAM と RasPi の motionEye では、ここで設定する URL は違うので入力時に注意が必要です。
(今回の記事はここだけが重要で、以下の URL フォーマットが自分のための備忘録だったりします。)
ESP32-CAM → http://カメラの IP アドレス:81/stream
Raspberry Pi + Camera + motionEye → このページを参照して URL を生成するのが簡単です。
motionEye で設定したカメラの IP アドレス、アカウントを入力して生成されたアドレスをコピーして、iSpy の "MJEG URL" 欄に貼り付けます。
複数のカメラを識別するため、適当な名前を "Name" 欄に入力して、「Finish」ボタンで終了します。
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自宅のパソコンで3つのカメラをモニタリング
自宅のパソコンで iSpy を起動してモニタリングしてみました。
外出先から Blynk でモニタリング
外出先から iPhone から Blynk を起動して静止画でモニタしてみました。
外出先から3つのカメラをモニタリング(自宅パソコン起動が前提)
外出先からリモートデスクトップ(Splashtop)で自宅パソコンに接続してモニタリングしてみました。
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わたしの主なモニタリング対象は、相棒の柴犬です。
誰もいないとき、悪戯せずちゃんとお利口にしてるのか・・・心配になります。
これまで、Web 用の監視カメラって結構高くて様子見してたんですが、今回のようなマイコンを使うことで、1台 500円 程度で設置することができるので、やっと本格的に設置することができました。
これなら、もう予算を気にせず、複数個所にいくらでも設置できます。
しかも、電源は電池やバッテリが使えるので、Wi-Fi エリア内なら配線を気にすることなくどこにでも設置できるのが、ホント魅力です。
また、動態検知を上手く使えば、誰も立ち入っちゃいけないところに人や鳥獣が入ったらメールで通知するとか、もう、様々な用途で活用できると思います。
(本来ならこういう場面では、振動センサーや人感センサーなんかを駆使して動態を検知し、カメラをオンにして録画、そしてメールで通知するのが一般的でしょう。)
まぁ、いずれにしろ、ESP32 のようなマイコンを使うことで、そんなにお金を掛けずにこうのようなモニタリングが簡単にできるので、生活の中でモニタリングすることが必要という方は、是非、一度チャレンジしてみては如何でしょうか。