JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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3Dプリンタで電子工作の治具を作る ~6~ (ネジスケール)

電子工作であると便利なグッツ。

中華キットのあるあるなんですが。
同梱されてるネジ類は分類されておらず、どれもが一緒にまとめて袋詰めされている。。。

キット製作前にこれらのネジ類の分類をやっておかないと、後々になって取り付けたネジが間違っていたなんてことに気づく・・・こういうことってありますよね。

ということで、今日はこんな小さな悩みではありますが、しっかり解消できるんじゃないかという、そんな「ネジスケール」を3Dプリンタで印刷してみました。

パーツ箱の中にいろんな長さのものがごちゃごちゃと混在していて手付かずだったネジの分類や整理も、この治具によってスイスイ捗るんじゃないでしょうか。

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(写真は Thingiverse から転載)

最大長 50mm まで、M2、M3、M4、M5 のネジを簡単に分類することができます。 

www.thingiverse.com


いざ、プリント。 

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Flashforge Adventurer3、0.4mm ノズルでプリント。

この治具は3Dプリンタで造形しただけでは未完成です。
しっかり活用するなら、穴径に合ったインサートナットをはめ込む必要があります。 

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ウェブにアップされている STL データでは、インサートナットを埋め込むための穴径としては小さいので、ドリルを使って少し広げる必要があります。

わたしが試したところ、穴径 + 2mm のドリルがちょうどいい感じだったんですが、M2 だけは少し緩くなってしまったのでボンドで固定しました。

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で、今回使ったインサートナットですが、これは一般的にプラスチック素材に埋め込んで使うものなんですが、AliExpress なら 330 本入りのセットが 1,000円ちょっとで購入することができます。

ただ、AliExpress なんで・・・商品は忘れた頃に届くので。。。
すぐ使ってみたいという方は Amazon prime でも同じようなセットの取り扱いがあるので、こちらを利用するのがいいかもしれません。
 

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実際にこんな感じで使うのですが、このままでは 凸 な数字が見にくいので、STL 作成者の写真と同じように、油性マジックペンで墨入れを行いました。

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M2 とか M3 とかのサイズならこういう治具に頼らなくても目視で十分に判別できると思いますが、長さとなると難しいので、様々な長さのネジが混在する場面では重宝するんじゃないかと思います。

以上です。