前回途中で中断していたアクリル板を取り付けました。
使用した接着剤はアクリル板専用の「アクリサンデー」です。
アクリル板の接合部にこの液体を流し込むと、接合部分が化学変化を起こして溶けてつながります。
で、この液体。
しっかりつながれば、それはもう1枚のアクリル板と同じになるらしく。
たとえ力をかけて割ろうとしても、むしろ違うところが割れてしまうんだとか。(ウェブ調べ)
見た目は、水道水のような液体です。
なので、細心の注意を払わないと作業中に関係ないところに、「ポタリ」と垂らしちゃいます。
まぁ速攻で拭き取ればなんとかなりそうだけど
気がつかないでそのままにしてると、汚い跡となって残ってしまいます。
かくゆう私も今回の作業中に何滴か垂らしてしまい、うっすらと変な跡が残ってしまいました。
(光の反射加減でうっすら見えてしまいます。。。)
もし、保護シートが付いてるなら、絶対に最後に剥がした方がいいですよ。
(シートがないならメンディングテープなどで全面を保護してから作業するのがベスト。)
どうしたって、ものが液体なだけに付属してきた貧弱なスポイト状の容器じゃ、傾けただけで「ポタリ」と液が垂れちゃうので・・・ホント注意が必要です。
で、医療用の注射器使ったらいいかもって。
傾けただけで液漏れするようなことはないと思うし・・・今度、入手してみようかな。
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それで接着後の接合部分ですが。
確かにアクリル板同士が溶けあって接合しているので、ガッチリつながっています。
多少乱暴に扱っても大丈夫なくらいです。
そして最後に、側面に電源ジャック、底面にゴム足を取り付けて完了です。
一旦、これでできあがり。
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これからの予定としては、このハード構成のままでプログラムだけを改良していかこうかと。
簡単なところで、英語ニュースが聞けるように欧文モードを追加するとか。
・・・けど、わたしは聞くことないと思うけどね。
でも、ホントはやりたいことは違ってて。
今の Raspberry Pi から M5Stack のような小さなマイコンに変更したいのです。
装置全体をもっとコンパクトにまとめたい。
できればポケットタイプに。
今の Raspberry Pi の仕様じゃ、電源周りのこととかで余計なハードが必要なので・・・。
ただねぇ~。
Raspberry Pi だとプログラムの実装が楽なんですよね。
WiFi 接続は OS 任せでいいし、開発言語の Python も MicroPython じゃないので、
どんなライブラリでも自由に使える。(これが最大のメリット!)
日本語の解析に使っている形態素解析や文字コードの変換も、
MicroPython じゃライブラリがないから。
それに比べたら普通の Python だと使えるライブラリも多いから・・・実装は絶対、楽。
Raspberry Pi は、さすが OS を内蔵した小さなパソコンって感じ。
何をするにもやっぱり強力で、将来的な拡張性だってマイコンより優れていることは確か。
・・・手放せないでいるのが、今のわたしの現状です。
WiFi が標準で使えて、普通の Python が使える、そんな小さなマイコンってないかな。
そんなのあれば、もう速攻で買っちゃうんだけど。
ということで、そんな都合のいいマイコンが現れるまで、
もうちょっとだけこのセットのままで手を入れてみようかと考えてる・・・今日この頃です。