もう先週のことになりますが、QRP Labs Kits に注文していた "5W CW transceiver" (QCX)の Kit が忘れた頃に届きました。
(この写真は、QRP Labs から転載しました。)
この動画(QRP Labs)で全体像は把握できると思います。
組み立て完了後にブログにアップすることにしていたのですが、ここのところ忙しくて休日くらいしか時間が取れそうになくて、何時になったら組み立てられるか全く分からない状況で・・・
取りあえず届いたパーツのチェックだけは済ませましたが、しばらくこのまま放置することにしました。
まぁ、今のところは「和文 Bot」をメインで進めているので、こちらの案件がある程度 ”カタチ” になってから、ゆっくり、じっくり取り掛かろうかと思っております。
何故か送付元の住所が、港区の西麻布になっています。日本に滞在している知人にでも発送作業を依頼しているのでしょうか。
2個の SMD だけは最初から取り付け済みです。
この "5W CW transceiver kit" ですが、
ウェブに掲載されているスペックを見てもその性能は素晴らしく、$49 とコスパもいいので世界中のハムに人気も高く、常に在庫なしの状態です。
まぁ、販売形態として購入希望者がある程度まとまったところで PCB を製造して販売するという、無駄な在庫を抱えない方法をとっているようなので、どうしても注文から到着するまで数か月は待たされることになってしまいます。
ちなみに、わたしの場合だと、
- 注文:10/6
- 荷物発送メール受領:11/27
- 荷物到着:11/29
と、注文から到着まで2カ月かかってないので、早い方なのかもしれません。
で、まだ作ってないので何とも言えないのですが、
ウェブにアップされている組み立てマニュアルも細部にわたり丁寧に記述されていて、しかも JA1XRQ さんによる日本語の翻訳版もあるので、このマニュアル通りに作業を進めれば失敗することはないと思います。
それと、Kit 未購入者でもこの翻訳マニュアルからは多くの技術情報が得られるので、QRP 技術に興味があるという方はダウンロードして一読しておくことをお勧めします。
最後に余談ですが、
ある程度販売実績がある Kit を作る際には、作成していて動かないからと安直に販売元へ問い合わせることは控えるべきと思います。
Kit が動作しない時の心構えとしては、不良個所は自力で突き止めて、自力で何とかするという体力と執念が必要であると思います。
この「Kit は自力でなんとかするんだ!」ってことが守れないと、販売元としてユーザの各種問い合わせに対する手間分だけキット代に上乗せされてバカ高くなるし、最悪サポートが大変ということで Kit なんて販売してられないと、撤退されかねません。
ということで、Kit は自力で何とかするので、是非是非、安くて面白い Kit を・・・
国内からたくさん販売されることを願っています。