連休中に組み立てた SWM3-0915 の続きで、
今回は、HF 帯 100W リターンロスブリッジ HFB3 の製作記録になります。
http://www.foxdelta.com/products/hfb3.htm
大きさは 10.5cm × 8.5cm × 3.0cm になります。
パーツの種別ごとに小分けされているのでハンダ付け作業もスムーズ。
作業が捗りますね。
以前紹介した、基板を固定する冶具「ESF-120ESD」を再度紹介します。
表側のパーツを押さえることができるのが、いいね!
基板をひっくり返して裏面(ハンダ付け面)にしても、パーツは落ちません。いいね!
パネル取付け用の M コネを、こんな風に取り付ける(使う)方法もあるんだね。
海外の有名キットって勉強になるなぁ。メモ、メモ。
基板の裏側に、Mコネ(メス)2個を取付けます。
基板の表側はこんな感じで、パーツが少なっ。
Fusion PCB で自分でガーバーデータ作って基板を発注するのも、ありかも。
(・・・って、CNC フライスで自分で作ればいいじゃんって感じです。)
ハンダ付け作業も終盤に近付き、
キットに付属してきたDサブコネクタ(9P)の片側金具が無いことに気付くし・・・
持ってないかも、と思いながら 30 年前のパーツが入った BOX の中を探してみたら・・・あったので、よかったけど。。。
(今でこそシリアルは USB だけど、30 年前は、この DB9 ばかりだったんだよね。)
銅線を 25cm の長さに切断して2本作ります。
やすり掛けは、しっかり確実に。
終了後はテスタで導通チェックを行います。
基板のランドへのハンダ付けのため、両端を 2cm 程度を残して巻いていきます。
8回くらい巻いたかな。
この、2.5cm の長さに切断した2本のテフロン線を、
コアのそれぞれの穴に通してハンダ付けします。
新たな、基板取付けタイプのDサブコネクタ(9P)を取り付けて基板は完成です。
最後にブリッジのバランスをとるため半固定ボリュームで 50Ω になるように調整します。
(限りなく50Ωになるように微調整します。バランスをとる、これが肝です。)
厚みのあるケースで、シールド効果もバッチリ・・・かな?
挿し込みを間違えないように、後でテプラテープでラベリングしておきます。
SWM3-0915 に HFB3 を重ねてみました。
この2つのセットがないと、Power / SWR は測れないのですよ。。。
LCD 表示の上側 Ch-A から。
2個の半固定ボリューム以外は触らずにそのままで計測してみたところ・・・こんな感じになりました。
ちなみに、FT-950 のメーター値と一緒です。
LCD 表示の上側 Ch-B です。
Ch-A と全く同じ値を示しました。
今度、スペアナもどきの APB-3 を使って特性でも調査してみようと思います。