パーツを基板にハンダ付けする時に使う「基板を固定する治具」って、
まぁ、色々ありますよね。
ということで昨夜ですが、
下の写真のようなパーツを押さえるアーム付きの素敵な治具が到着したので、
ほんとさわり程度になりますがレビューしておきます。
と、その前に・・・
まぁ一般的なこの手の治具としては、
皆さんおなじみの「ツールクリッパー」がありますよね。
このツールクリッパーにもいくつか種類があって、
わたしは拡大鏡付きの物は必要なかったので(別に用意した方が良いので)、
このクリップが3本のやつを使ってますが、
基本的にコネクタにケーブルを布線する時くらいにしか使ってません。
なぜなら、
「ハンダ付けするため基板をひっくり返す」
っていう、電子工作のハンダ付けで必須なこの動作ができないからです。。。
(ひっくり返したらパーツが下に落ちちゃいます。)
まぁ、わたしは古くから基板のハンダ付けには「ただの角材」を使ってまして、
これが中々便利で今でも常用しております。
写真は 22mm × 28mm × 100mm の長さに切断した角材です。
(サイズ違いのセットをいくつか作って使い分けております。)
ただの角材ではありますが、
抵抗のようなリードが長いパーツのハンダ付けには重宝しています。
それに何より安上がりですしね。
でも、IC とかのリードが短いパーツだと、
ハンダ付けのため基板をひっくり返したらパーツが落下してしまうので。。。
という不満を解消してくれるのが、このあとご紹介する、
US 製の基板ホルダーです。
基板ホルダー「BOARD HOLDER」(ESF-120ESD)
さてさて今日の本題ですが。
ebay で購入した「BOARD HOLDER」(ESF-120ESD)をご紹介します。
AIR MAIL なのに海を渡ってくると箱がボコボコになるんだね。。。
(注文から約2週間で到着しました。)
中身は大丈夫かって思うくらいに外箱が潰れてます。
大陸さんの荷物でもここまで潰れてることはなかったけど・・・US なのに。。。
やはり中箱が破れていてパーツが飛び出してます。。。
これらのパーツを組み立てます。
組み立てるとこんな感じで割と重量感もありしっかりしています。
基板は長さ 20cm 位までは挟め込めそうです。
実際にホルダーに基板を挟んでパーツを乗せてみました。
乗せるパーツ、
ブザーじゃなくて IC にすれば良かったかな。。。
このホルダーの一番の売りが、この「パーツを押さえるアーム」で、
このアームのおかげで基板をひっくり返してもパーツが落下することはありません。
とこのように、
パーツを押さえるアームが付いているというだけで ebay から購入した私には・・・
とっても期待できるホルダーなのです。Hi
基板を回転させる時は、右のノブを使います。
このホルダーの「パーツを押さえるアーム」こそが、
第三の手と呼ばれるに相応しい治具なのではないでしょうか。