Windows 10 Insider Preview をインストールして Bash on Ubuntu on Windows を使えるようにしたので、そのメモです。
今年の夏に予定されている Windows 10 の大きなアップデートですが、
「Windows 10 Anniversary Update」と呼ばれる特別なアップデートらしく、
搭載される機能も豊富なようです。
そしてこの中でも特に気になったのが「Bash on Ubuntu on Windows」。
この機能をオンにすると Windows 環境のままで Ubuntu のシェル「Bash」が使えるようになります。
これまでは Cygwin なんてツールをわざわざインストールして Linux のコマンドを使ってましたが、
これからは Windows 標準の機能だけで Linux のコマンドが使えるのです。(これは FB !)
Windows も 10 になってやっと大人(?)の仲間入りになりました。Hi
(cmd.exe は Unix 系の開発者からは「偽物のコマンドライン」などと呼ばれたりしています。)
ということで、この夏から使えるようになる Bash ですが、
最新の Insider Preview をインストールすることで何やら使えるようになるらしく、
夏まで待てそうにない私は人柱覚悟でインストールすることに。。。
Bash on Ubuntu on Windows が使えるように環境を整える
1. 最新の Insider Preview ビルドを入手します
Windows メニューの [設定] ー [更新とセキュリティ] ー [Windows Update] の詳細オプションを開き、Insider Preview ビルドの入手を「開始」します。
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スライダーを「Fast」に設定します。
最新の Insider Preview ビルドが入手できるようになるまでに数日掛かるかもしれません。
因みにわたしはアップデートできるまでに1日必要でした。
2.Widndows Subsystem for Linux(Beta) をチェックします
最新の Insider Preview ビルドが入手できたら、
Windows アイコンを右クリックして「プログラムと機能」を開きます。
①の「Windows の機能の有効化または無効化」をクリック後に表示されるウィンドウから、②の「Windows Subsystem for Linux(Beta)」を選択しチェックを入れて「OK」します。
3.Bash をインストールします
コマンドプロンプト(cmd.exe)を起動して、"bash"と入力します。
すると何やら表示されるので(私の環境では文字化けが酷くて何が書かれているのかさっぱりわかりませんでした)、最後の位置で "y" と入力してリターンします。
(この時の文字化け画面をキャプチャするのを忘れてしまいました。)
あとは勝手にインストールが開始して終了します。
4.Bash を起動してみる
コマンドプロントで "bash" と入力するか、
Windows のメニューに新たに追加された「Bash on Ubuntu on Windows」でも起動することができます。
ということで、Windows で Linux コマンドの Bash が使えるようになりました。
Insider Preview にすることで。。。
Insider Preview 版にアップデートすると、
Windows 画面の右下にこのようなクレジットが表示され、
ウイルス対策ソフトの「カスペルスキーインターネットセキュリティ」が使えなくなってしまいました。(立ち上がらなくなりました)
ま、Preview 版だし・・・こういうこともあるよね。
以上です。