わたしにとっての朗報です。
作家志望の立川サリーさんの小説を、
和文電信にして当ブログに掲載できるようになりました。
勝手なお願いをお聞き届けいただき、とても感謝しております。
第一話 はじまりの物語
[ 20wpm 700Hz ]
速度は 20wpm と遅めに設定しています。
先ずは、和文電信だけでお楽しみいただければと思います。
サリーさんの小説は日常でよく使われる言葉で書かれていてとても読みやすいので、
和文電信でもスーッと読み(聞き)進めることができると思います。
和文電信、雑感
このブログを始めたころ、
わたしの部屋ではいつも BGM 代わりに和文電信が聞こえていました。
外に出かけてスマホで聞くのも必ずモールスだったし・・・
朝夕の通勤電車では特に集中して聞き込めたので、
和文電信さえあれば混みこみの車内だって苦になりませんでした。
今はどうかって・・・
手元に無線機が無いことを言い訳にして、
和文を聞いてる時間が少なくなってることは事実です。
それでも以前のような和文電信漬けの日々には遠く及びませんが、
「生活の中に和文電信」をキャッチコピーにして、
ネットニュースや投稿された小説なんかをネタにして聞くことだけは続けてきました。
このブログにも著作権が切れた小説や詩集を掲載してきましたが、
如何せん、50年以上も前に書かれた文章です。
旧仮名遣いや古い言い回しが多くて目で文字を追うだけでも読み難く、
これをこのまま和文にしても・・・
文章に書かれている言葉を勘違いして意味が通じなくなることも多くて、
テンポよく聞き続けるには「ちょっと・・・」というところがありました。
わたしが個人的に聞くだけなら、
著作権なんて関係なくどんな文章でも和文にできるのですが、
こうしてブログに掲載するとなると話しは別で、
著作権侵害で違法となるわけで・・・
青空文庫などから和文の暗記受信に向く文章を探すって、
結構大変だったりするわけです。
ということもあり、和文のための文章集めに苦労していたわけですが、
今回の小説転載でこの問題もクリアしたんじゃないかと思っております。
わたしの場合ですが、
実際に誰かと交信しているより、
こうして小説なんかを和文で聞いている方が性に合っているようです。
これ最近になって特に思うことで。
昨年には東京の無線機を遠隔でコントロールして電信が叩けるように環境を整えましたが、
結局、交信するのが億劫で。。。
(わたしの会話力の問題なのですが・・・)
まぁ、無線で交信しなくても、
和文電信への思いだけは不思議と薄まることがないので。
音楽を聞くのが好きなように・・・
ただ単純にトンツーの音が好きなだけなのかもしれません。。。
どうってことない、ただのトンとツーの音なのですが・・・
信号が弱い中から文字を拾い集めて交信するのも楽しいと思いますが、
音楽のように和文を楽しむ、ってことも「あり」なのかなって。
こうしてトンツーの調べに乗せて小説が読めるなんて、
ホント、贅沢だと思いませんか。
春の暖かな陽気のせいでしょうか。
もう一度、和文電信漬けの生活に戻ってみようかなどと・・・
センチメンタルな気持ちになっている、今日この頃です。