先日 aitendo で買ってきた、ヘッドフォンアンプですが。
作ってみました。
キット製作に先立ち aitendo のウェブページを覗いてみたところ、
なんと、トップページに新しいヘッドフォンアンプの広告が。。。
わたしが買ったのは、基板がラズパイのケースに収まるタイプ。
そして今回新たに販売されたのが、
イヤホンジャックやボリューム等の穴がジャストに収まる、
専用ケースって感じの見た目美しいやつ。。。
ウェブ上にある部品表と基板を見るに回路的には同じみたいだけど、
やっぱり新しいやつが良かったなあ~。
・・・なんて、思いながらの製作開始です。
旧バージョンのラズパイケースの在庫処分で、
無理やりこのケースに収まるように基板を作った・・・そんな感じです。。。
同梱されている部品からも分かるように、
回路はオペアンプの NE5532 を使ったオーソドックスなもので、
使用部品の数もこんなに少ない。
IC ソケット式なので他のオペアンプと入れ替えたり、
音を聞き比べてみるのも面白いかもしれません。
組み立て説明書は付いてこないので、
プリント基板に印刷されているパーツの値を確認しながらハンダ付けをします。
220 μF の電解コンデンサが大きくて隣同士でぶつかってしまうので、全部寝かせました。
ボリュームつまみは付いてこないので、適当なものをお好みで取り付けます。
ハンダ付けする部品が少ないので、30 分もあれば完成します。
ケースに収めるとこんな感じです。
やはりラズパイのケースなので余計な穴が空いているなあ~。
電源オン時の LED が明るすぎ。
LED のブリーダ抵抗を少し大きな値に変更した方が良さそうです。
さて、実際の使用感ですが。
前に作った、秋月電子のヘッドフォンアンプより断然マシ。
秋月のアンプはロジック IC の 74HCU04 を使ったマガイモノなので。
一方、aitendo のアンプはオーディオ界のオペアンプとして定評がある NE5532。
この二つを比べること自体ナンセンスなことですが。。。
ホント、この aitendo のアンプの方が優れています。
取りあえず、方形波入れてオシロで DC オフセットだけは確認してみましたが、音が入力されていない状態で0V でした。
あとは実際に密閉型ダイナミックステレオヘッドホン(32Ω)をつないで試聴です。
テレビのイヤホンジャックにアンプを接続して試して見ました。
当たり前ですが、テレビからの薄っぺらだった音が、パワフルな音に・・・
テレビで観る hulu の映画がこんなにも迫力があったなんて。。。
オペアンプの NE5532。
何年たっても、良い働きをするオペアンプです。
さすが、定番中の定番です。
遠隔(FT-950 の REC、30mmVpp 10 KΩ)で聞く7メガの音量が小さく聞きづらかったのですが、
このアンプで救われそうです。
次回、aitendo に行ったら、
新しいヘッドフォンアンプのキットをもう一つ買ってこようかと思っております。