今回は、東京にある私のシャックで使っているFT-950の遠隔操作をもっと快適にしようと、ちょっとしたアップグレードを試みました。
これまで私は10年もののエプソンのノートPCをなんとか使い続けていましたが、最近のOSアップデートで反応が遅くなり、そろそろ限界が来た感じです。無線機の遠隔操作ができればそれでいいのですが、このまま使い続けるわけにはいきません。
そこで、お買い得な中古 PC を探していると、1万円ちょっとで見つけました!Intel Core 2 Duo 搭載、メモリは4ギガ、OS は Windows 7 Pro がインストール済み。ゲームをするわけでもないので、このスペックで十分です。実際に手に入れてみると、サイズもコンパクトで、USB ポートもたくさんあって、遠隔操作に使う USB シリアルケーブルもたくさん繋げられます。
PC の大きさがわかるようにマウスを筐体の上に置いて撮影してみました。
(小さな PC なので手狭なマイシャックには FB なシロモノです。)
さっそく周辺機器を繋いで電源を入れてみると、起動も早くて、ブラウザもサクサク動きます。これなら遠隔操作もスムーズにいくこと間違いなしです。
次に、遠隔操作に必要な Wake On LAN の設定も iPhone でマジックパケットを送りながら、あっという間に設定完了。あとは無線機を制御するためのソフトウェアをインストールして、新潟県で遠隔操作のテストを行いました。
ソフトウェアはお馴染みの FT2000RC と PCC-950 の二つをインストール。
FT-2000RC
PCC-950
ここまでが FT-950を常設している東京での作業です。
ここから先は、遠隔する新潟県でのお楽しみということになります。
(ここまでが 5/3 の東京での作業です。)
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ここから先は、新潟でのお話しになります。
新潟での遠隔操作は、これまで使えなかった PCC-950 でスムーズに動作。
ちなみに新潟で使っている PC 環境ですが、今のメイン拠点が新潟にある関係からスペック的には、まぁ満足できるそれなりの構成になっています。
さて、これまで動作が鈍くて使えなかった PCC-950 での遠隔の様子です。
キャプチャした時間帯がコンディションが悪く強い信号が受信できませんでしたが、ダイヤルの回転による周波数の動きだけは良くわかると思います。
周波数は写真の PowerMate で変えましたが、指先のダイヤル操作で違和感なく周波数が追従することを確認しました。
これで、遠隔操作が快適になったことだし、今度は『遠隔でパドル(電鍵含む)が操作できるインターフェース & プログラム』にも挑戦しようかなと思っています。
クライアント側とサーバ側の PC それぞれのシリアルポートを CW に追従して制御できるようにプログラムを書けば OK なので。。。なんとかなりそうなんですけど。
とはいっても・・・
CW 復号プログラムとか、KiCad による各種基板作成とか、食い散らかしたまま中途半端になってる案件も複数あるので。。。
もちろん、途中で気が変わるかもしれませんが、それも趣味の世界の醍醐味ですよね。これからも、楽しみながら無線の世界を楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!(^^)v