JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その19~

ブレッドボードで上手くいったので、バニラシールドを使って仕上げました。

バニラシールドに全てのパーツを乗せるため、USB シリアル変換モジュールは、持ってるモジュールの中で一番小さいやつを使いました。

 

真上から撮影です。

 

横からの撮影ですが、基板に隙間もありパーツはまだ乗ります。

 

「ARDUINO CW KEYER」シールドと並べてみました。

 

重ねるとこんな感じになります。

 

上下で同じバニラシールドを使ったのは正解でした。

見た目スッキリです。

 

ピンソケットの高さは 8.5mm と低めです。そのため、これより背の高い部品を取り付けると、部品の上端が上側のシールドにぶつかり、すべてのピンがソケットにしっかり挿さらなくなってしまいます。

たとえば、DC ジャックですが、標準的な 2.1mm サイズのものだと、ピンソケットの高さを超えてしまいます。このため、今回は高さを抑えるために 1.3mm サイズの小型ジャックを選びました。また、外部電源からの入力用に三端子レギュレータの 7805 を使おうと考えていましたが、こちらもサイズが大きいため、同じくピンソケットを超えてしまいます。そのため、今回はより背の低いレギュレータを採用しました。

最大出力は500mAですが、この用途であれば十分対応できると判断しています。

 

DCジャックは、一番背の低い内径 1.3mm を使い、2.1mm のジャックと変換プラグで接続しています。 

 

使用する電源(外部電源 or USB 電源)はジャンパで切り替えられるようにしています。(写真の位置では外部電源が有効になります。)

 

パドル、PS2キーボード、LCD の主要な機器を接続しての試験運用です。
全て調子よく動作しています。

 

LCD を付けた状態でコマンドボタンを押すと、写真のように LCD に「Command Mode」と表示し、コマンド待ちの状態であることがわかります。

 

パドルで「DE JH1LHV K」と打ってみました。 
こうして送信符号が LCD で確認できるのも良いですね。

これで、ATmega1284P で「ARDUINO CW KEYER」の全ての機能を使うことができるようになりました。これまでやってきた実験の流れからも、「ARDUINO CW KEYER」のマイコンは ATmega1284P で決まりですね。

基板化への大きな一歩を踏み出しました。