本日、大陸から届いた荷物は2つ。
お盆にまとめて注文していた電子部品が到着です。
東京に帰省中だったため、本日再配達してもらいました。
Funduino UNO(Arduino互換)の学習キットとトランジスタ170個セット。
注文から1週間~10日で到着です。
時間差で注文したものが同時に2つ到着してました。
2014 new free shipping Ardublock Graphical programming Kit High quality
これは、Funduino UNO(Arduino互換)を使った Arduino スターターキットで、
USB ケーブルや各種センサー、ジャンパー線などが同梱されています。
このセットが一つあれば、
すぐにパソコンに繋いで Arduino で遊ぶことができます。
それから、
XBee 5.0 拡張ボードも付属しているので、
これに XBee モジュールを追加してプログラムを書けば、
RS-232C で接続している全てを、無線 LAN に置き換えることができます。
通信距離も、屋内なら 30m、屋外でも 100m は飛んでくれるので、
応用次第では、アマ無線でも活用できると思います。
本家の Arduino Uno なら Amazon で 約3千円。
こちらの互換品なら、
これだけの部品が詰まったキットで 1,600円(配送料込み)。
その安さが分かります。
このキットですが、お子さんの電子工作入門用としても最適だと思います。
キットの中身ですが、
LED やスイッチ類は単品のモジュールです。
組み合わせて使えるので、ちょっとした実験に便利ですね。
Funduino に LCD モジュールを接続して、
エレキーや CW 解読器を作るのも面白いと思います。
スケッチも簡単に書ける Arduino は、
ハムの周辺機器を制御するのにもってこいの、マイコンです。
マスターしておいて絶対に損はありません。
それでは、購入品が正しく動作するか、Lチカ(LED チカチカ)です。
キットに中に入っていた、
- USB ケーブル
- ジャンパー線
- LED モジュール
これらを使って、接続します。
スケッチは、Arduino IDE のサンプルです。
はい。しっかり動いてくれました。(LEDが1秒間隔で点滅)
実はこのキットですが、タイトルにあるように Arduino のビジュアルプログラミング言語である Ardublock の使用を推奨しています。
この Ardublock のプログラミングは独特で、
プログラムで使う、命令や変数があらかじめブロック化されていて、
このブロックを画面にドラッグ&ドロップすることで、プログラムを作成していきます。
プログラムスタイル的には、Scratch と同じで、グラフィカルな画面を、直感的に操作できるので、中学生でも遊び感覚でスケッチを書いていけると思います。
基本的な操作方法については、下記のサイトをご覧下さい。
Arduino初心者にオススメ!GUIで積み木のようにスケッチする『Ardublock』の使い方 | IDEA HACK
わたしも、Ardublock が使えるように、
Arduino のプラグインとしてセットアップしてみました。
(以下、その時のメモ)
- Ardublock から「ardublock-all-20130712.jar」をダウンロードする。
- ダウンロードした jar ファイルを、
Arduino¥tools¥ArduBlockTool¥tool¥ardublock-all-20130712.jar
になるように配置する。 - メニューの「ツール」から「Ardublock」を選択する。
Ardublock の改変版も公開されているようなので、
わたしも、実際に手を動かしながら試してみたいと思います。
S9012 S9013 S9014 A1015 C1815 S8050 S8550,17valuesX10pcs=170pcs,Electronic Components Package,Transistor Assorted Kit
トランジスタが170個セットで、配送料込みで400円。
(17種類 × 10個)
この写真はショップのサイトにあったもので、
それぞれの小袋には、品番が書かれたラベルが貼ってあります。
が、到着したものはというと・・・ラベルなし。。。
(下の写真)
これぞ、中華品質で、少しホッとしてます!?
ということで、
使う時になって困らないように、
それぞれの袋に品番を書いておいた方が良さそうです。
このトランジスタに印刷されている文字ですが、
国産品に比べて印刷も薄くて文字も小さく、読むのも一苦労です。
(わたしは拡大鏡を使って仕分けしました)
(内容物)
A42、A92、A1015、C1815、S8050、
S8550、S9011、S9012、S9013、S9014、
S9015、S9018、N3904、N3906、N5401、
N5551、KSP94-408
やっぱり気になる、中華の品質。
ということで、半導体チェッカで hfe を測定です。
測定するために使ったトランジスタは、
無作為に1個だけ小袋から抽出したものです。
◯2SC1815GR
hfe = 350
ちなみに、秋月電子で購入した東芝製の「2SC1815GR」ですが、
hfe = 321
◯2SA1015
hfe = 302
◯SS8050
hfe = 284
◯2N3904
hfe = 319
◯2N5551
hfe = 189
今回の測定で使用したトランジスタは、冒頭のとおり各袋から1個だけを無作為に抽出したものです。
本来なら、袋に入っている全てのトランジスタの hfe を測定してその平均を掲載するのが正しいのかもしれませんが、時間が掛かり過ぎるため中止しました。
今回の測定値は、あくまでも参考程度とお考え下さい。