狙っていたヤフオクの「BK-100」。
少しだけ頑張ってみたけど・・・落札ならず。。。
わたしが和文を始めた遠い昔のことですが。
当時のわたしは、縦振り電鍵派。
「短点を機械の力を借りて出すようなバグキーなんて邪道なもの!」
と、考えて何十年も遠ざけてきました。
※
バグキーは振子の等時性を利用した横ぶり式の電鍵で、パドルを右に倒すと振子が振動して接点が断続し、短点を連続で打ち出すことができます。
そんな生意気だったわたしですが。
すっかり歳を重ねて、今では短点どころか長点までも機械の力を借りて送信しています。
当時、わたしの友人だった和文の達人 H 君はハイモンドの BK-100 を使ってた。
彼は、縦も上手だったけど、バグキー操作ときたらホントピカイチだった。
そんな彼のバグキーを横目で見ながら、わたしだけは頑なに「縦一筋」を貫き通していました。
彼はわたしに「BK-100 を貸すからやってみろ」とよく言ってましたが、わたしはそれこそ「触ったら負け」とばかりに、頑なに触らなかった。
そんな記憶が蘇ります。
あの遠い日の決意(?)は何処に行ってしまったのか。
逆に触ることすら拒んでいた反動からなのか、今、無性に BK100 が欲しい。。。
BK-100 の魅力溢れる、あの寸胴な形状。
何十年ぶりかで再開局して、まさかこんな気持ちになるとは。。。
H 君、わたしの負けです。
月日というものはこうも人を変えてしまうのか・・・怖いものです。Hi
最近の日課は「ヤフオク」のチェック。
たまに出品もあるようなんですが・・・ケース割ればかりで。
なかなか良品に出会えません。
たとえ出会っても・・・今度は高値が付いて落とせないし。。。
で、今回も落とせませんでした。
まぁ、欲しいという気持ちがあれば、いつかは回りまわってわたしのところに・・・
そう思う(ようにしている)、今日このごろです。